女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は3日、シングルスオレンジグループの第1戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第8シードのB・クレチコバ(チェコ)を4-6, 7-5, 6-2の逆…

女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は3日、シングルスオレンジグループの第1戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第8シードのB・クレチコバ(チェコ)を4-6, 7-5, 6-2の逆転で下し、初戦を白星で飾った。
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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
世界ランク2位で同大会前年覇者のシフィオンテクは初戦で同13位のクレチコバと顔を合わせた。第1セット、シフィオンテクは第1ゲームでいきなりブレークを許す。第6ゲームでは3度のブレークバックのチャンスがあったものの活かせず先行される。
第2セットも2度のブレークを許し0-3と追い込まれるも、攻める姿勢を崩さずその後3度のブレークに成功し第2セットをものした。
そして迎えたファイナルセット、勢いのままに先にブレークに成功したシフィオンテクは、一気に5ゲームを連取し最後まで相手に流れを渡さず2時間33分で逆転勝利を収めた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載している。
「このような(練習)試合はたくさんやったけど、しばらくの間、少し違ったストレスや感情を感じることがどんな感じか忘れていた。もちろん、適応するのに時間が必要だった。一番大事なのは、そういうことが起きたとしても、なんとかそれを乗り越えたということ。そして、良くなるまで我慢強く待つことができた」
シフィオンテクは第2戦で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは同日に行われた第1戦で第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-3、6-2のストレートで下し1勝を挙げている。
【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】
●パープルグループ
サバレンカ 1勝
パオリーニ 1勝
ルバキナ 1敗
チンウェン 1敗
●オレンジグループ
I・シフィオンテク 1勝
C・ガウフ 1勝
J・ペグラ 1敗
B・クレチコバ 1敗
※クレチコバはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝し、年間獲得ポイントで上位20位に入ったため出場。

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