現地11月2日に開催されたスコットランド・リーグカップの準決勝で、セルティックが6-0でアバディーンに対戦。サッカー日本代表FW前田大然が3ゴール1アシストの大活躍を見せた。 まさに大暴れの前田だったが、その中でも前田が自身の武器と魅力が…
現地11月2日に開催されたスコットランド・リーグカップの準決勝で、セルティックが6-0でアバディーンに対戦。サッカー日本代表FW前田大然が3ゴール1アシストの大活躍を見せた。
まさに大暴れの前田だったが、その中でも前田が自身の武器と魅力が存分に発揮したのが、2点目となった古橋亨梧のゴールをアシストした場面だった。
前半32分だった。セルティックが自陣に押し込まれていた中、相手が左サイドから中央へ斜めのバックパスを送った瞬間、前田が鋭いダッシュからのプレッシングでボールを奪取する。そのボールが古橋に渡ると、前田はセンターライン手前から一気にギアを上げて前方のスペースへ駆け出した。
そこから相手DFとの競走になったが、前田が圧巻のスピードで勝利してあっという間にボックス内に侵入すると、そこで急ストップしてDFを振り切ると、対峙した相手GKをキックフェイントでいなしてから遅れてサポートに来た古橋に丁寧なラストパスを送った。
この前田のボール奪取からのスピード違反とも言える爆速スプリントに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「DAIZEN MAEDA はやすぎ!」
「相変わらず大然だけ早送りに見えるw」
「鬼のようなカウンターだな」
「前田大然がロッベンに見えてきた」
「スペイン戦のロッベンみたいなことしてて草」
■3得点1アシストの圧巻パフォーマンス
この日、左ウイングでスタメン出場した前田は、前半40分に相手最終ラインとの駆け引きから見事な抜け出しを見せて右足ゴールを決めると、さらに後半4分に味方シュートのこぼれ球を詰めて2点目。さらに後半40分には右サイドのクロスに合わせて3点目をゲット。3得点1アシストという圧巻のパフォーマンスでセルティックの決勝進出に大きく貢献するとともに、この日のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
前田は現在27歳。そのスピードに改めて驚き、2014年のワールドカップ・ブラジル大会でオランダ代表FWアリエン・ロッベンがスペイン代表戦で決めたゴールを思い出したファンも多かったよう。金髪ヘアーもすっかり板に付いてきた男の輝きが増している。