イングランド2部ブリストル・シティに所属する元U-23日本代表MF平河悠の疑惑の“神の手”ゴールが話題になっている。 現地11月2日に行われたチャンピオンシップ第13節で、ブリストルは敵地でプレストンと対戦した。その開始早々の前半6分だっ…

 イングランド2部ブリストル・シティに所属する元U-23日本代表MF平河悠の疑惑の“神の手”ゴールが話題になっている。

 現地11月2日に行われたチャンピオンシップ第13節で、ブリストルは敵地でプレストンと対戦した。その開始早々の前半6分だった。味方FWが前線へクリア気味のハイボールを放り込むと、相手DFがヘディングでバックパス。そのパスが中途半端にたったところに反応すると、DFに体を寄せられながらも相手GKが両手でボールをキャッチする寸前に先にボールに触ってGKをかわし、そのまま無人のゴールに流し込んだ。

 問題は“先にボールに触った”シーン。流れの中では直前に振り上げた右足に触ったように思えたが、スローでのVTRを見ると、振り上げた右手でパンチングしているように見える。最も近くにいた相手GK、後ろにいたDFもすぐにハンドをアピールしたが、その抗議は認められず。結局、平河のゴールが認められる形となった。

 この疑惑のゴールに対しては現地でも大きく騒がれることになったが、SNS上にも日本人ファンから次のようなコメントが寄せられた。

「平河めっちゃ怪しいゴール決めてて草。神の手w」
「神の手発動してるやん」
「ハンドじゃ無いのか悠くんw」
「平河くん動画見たら思いっきり神の手発動してたから現地で物議醸しそうやなーアシスト完璧おしゃれだったわ」
「神の手きたー」

■後半34分には足裏ラストパスでアシスト

 この平河の“神の手ゴール”で先制したブリストルは、後半開始早々に同点に追い付かれたが、後半6分に勝ち越しゴールを奪うと、同34分には右サイドからの細かいパスワークから最後は平河がオシャレな足裏でのラストパスからの3点目を奪って3−1。平河は1ゴール1アシストで勝利に貢献した。

 これでブリストルは、リーグ戦3試合ぶり勝点3を手にするとともに、リーグ戦8試合負けなし。13試合を終えて勝点19(4勝7分け2敗)で8位に浮上した。多くの日本人選手が在籍している今季のチャンピオンシップは現在、首位はサンダーランドで、2位に田中碧擁するリーズ・ユナイテッドが付ける。ブリストルは次節で現在3位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。圧巻のスピード、切れ味鋭いドリブルに高精度の左足に加えて“神の手”も手に入れた平河のプレーが注目される。

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