優勝馬にはチャンピオンズCへの優先出走権が与えられる重要なステップレースのひとつ。京都競馬場ダート1800mコースはコーナー4つのオールダート。京都競馬場で行われた過去10回の歴史で上がり最速馬は[3-4-4-1]で、上位3位までの集計…
優勝馬にはチャンピオンズCへの優先出走権が与えられる重要なステップレースのひとつ。京都競馬場ダート1800mコースはコーナー4つのオールダート。京都競馬場で行われた過去10回の歴史で上がり最速馬は[3-4-4-1]で、上位3位までの集計では[9-7-5-13]。ポジションにかかわらず、最後まで脚を温存できるような馬を狙いたい。
◎オメガギネスは59キロを課せられたシリウスSの2着馬。3歳時にはレパードS2着があって、今年の東海Sも2着だった。コーナー4つの競馬では[3-3-0-0]と崩れていない。先行力を武器とするため他馬の目標になってしまうケースが散見するも、安定性は高く評価できる。京都コースは[1-1-0-0]。前々走の三宮Sでは58kgのハンデを背負って2着に7馬身差をつけた。ここは初タイトルをつかみ取るチャンスだ。
〇ドゥラエレーデは昨年のチャンピオンズC3着馬で、東京大賞典3着。2歳時にはホープフルSに勝って、3歳春のUAEダービーは2着。芝でもダートでも良績を残しているが、どちらかといえばダートの方が安定感がある。今シーズンは2月のフェブラリーSから始動しドバイ遠征を挟んでエルムSは0.1秒差2着。札幌記念は期待されたパフォーマンスを見せることはできなかったがダートで見直せる。
▲ロコポルティは伊勢S、平城京Sの優勝馬。以前は短い距離を使われていたが、中距離レースを使われるようになって素質開花。その勢いとともに挑んだシリウスSは57kgのハンデを課せられて3番人気5着だったが。後方から長く良い脚を使って最後の直線では見せ場を作った。重賞初挑戦ということを考えれば、悪い内容ではなかった。改めて期待したい。
△サンライズジパングはジャパンダートクラシック3着。2歳時にはJBC2歳優駿で2着。いずれのレースも勝ったのはフォーエバーヤングだったが、それを含めてダートの中距離では崩れていない。3歳馬の成長力にも期待したい。
ラジオ日本賞を勝って挑むアウトレンジは平城京S1番人気。平安S2着△ハピの瞬発力も怖いし、まだ底を見せていない△ロードアヴニールも不気味な存在だ。