【カラバオカップ】アストン・ヴィラ1-2クリスタルパレス(日本時間10月31日/ヴィラ・パーク)                       【映像】狙いバッチリの猛烈プレス クリスタルパレス所属の日本代表MF鎌田大地が守備で魅せた。アスト…

【カラバオカップ】アストン・ヴィラ1-2クリスタルパレス(日本時間10月31日/ヴィラ・パーク)                       

【映像】狙いバッチリの猛烈プレス

 クリスタルパレス所属の日本代表MF鎌田大地が守備で魅せた。アストン・ヴィラとのカラバオカップ4回戦に途中出場すると、後半に相手陣内で鋭さと力強さを兼ね備えたインターセプトでボールを奪取。これにはファンも「守備は通用している!」「チームに勢いを与えるナイス守備!」と称賛している。

 注目のシーンは1‐1で迎えた53分だ。アストン・ヴィラのビルドアップに対し、クリスタルパレスが相手陣内からけん制している構図で、鎌田の守備が光る。相手CBから相手ボランチへの縦パスが出されると、それを完全に読み切っていたと言わんばかりの素早い出足。パスを受ける相手ボランチの背後から忍び寄り、トラップが大きくなった瞬間に左足でボールを突く。そして自分の左半身を相手とボールの間にねじ込んでボールを奪い切った。

 相手陣内の中央でのボール奪取だったため、ショートカウンターの起点になると思われた。しかし、鎌田はすぐに倒されてしまい、その芽は潰されてしまう。それでもFKを獲得しつつ、守備でもチームの力になれることを証明した。

 実況・野村明弘氏も「良いチェックを見せていきました」とコメントし、ファンも「鎌田のいいインターセプト」「狙い通りにはめたな」「鎌田いいぞ!」「完全に狙っていた」「後ろから気づかれないように寄せられていた」「相手も慌ててファウルしてるじゃん、完全に鎌田の勝ち」と称賛の声を送っている。

 鎌田は前半に自身のボールロストから失点を招いていたが、このボールロストでリズムに乗ったのかもしれない。その10分後に同じく相手陣内でインターセプトすると、強烈なミドルシュートを叩き込み、決勝点をマーク。チームの5回戦進出の立役者となった。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)