プレミア12初戦の先発を任せられる井上温大。ファンのサインの求めにも気さくに応じていた(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext プレミア12連覇を目指す「井端ジャパン」の初戦を任せられたのは、プロ5年目の今季飛躍を遂げた23…
プレミア12初戦の先発を任せられる井上温大。ファンのサインの求めにも気さくに応じていた(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext
プレミア12連覇を目指す「井端ジャパン」の初戦を任せられたのは、プロ5年目の今季飛躍を遂げた23歳の左腕だ。
日本代表は野球の国際大会「プレミア12」に向けて10月29日から宮崎市内で強化合宿を行っているが、開幕戦となる11月13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)に巨人の井上温大が先発することがわかった。
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井上はシーズン中盤から先発ローテに定着。自己最多となる8勝(5敗)をマークすると、DeNAとのクライマックスシリーズ最終ステージ第4戦に先発し、6回1失点の好投を見せた。
日本ハムの伊藤大海が下半身のコンディション不良で代表入りを辞退。代役として招集され、初めて日の丸を背負うことになった。合宿初日はチームメイトの戸郷翔征とキャッチボールを行い、その戸郷と中日の高橋宏斗、清水達也の4人で焼肉店で食事会も行って親睦を深めた。
初の代表入りで緊張感を味わう中、練習の合間にはファンからのサインの求めにも気さくに応じる姿があった。
国際大会の初戦はどんな選手でも緊張して硬くなってしまいそうだが、井端弘和監督は未来の侍ジャパンを背負って立つ選手に大事な初戦を託すことを決めた。井上はその期待に応え、チームに勢いを吹き込む投球を見せられるだろうか。
井端監督は井上について「(今季の)後半は素晴らしかったので、そのままの勢いできてくれればいいかなと思います」と話し、「自信を持って送り出すので。本人ね、緊張いろいろあると思いますけど、舞い上がらないようにしてもらえればいいかなと思っています」と期待を込めていた。
バンテリンドームでは8月10日の中日戦で6回2安打無失点と好投して5勝目を挙げており、良いイメージを持ってマウンドに上がれるはずだ。今回、大抜擢となり、2026年のWBCと28年のロス五輪へとつなげていく上で、次世代の先発の柱として大いに期待がかかる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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