コンゴ民主共和国の名門・マゼンベに所属するナイジェリア人GKスレイマン・シュアイブが、フィールドプレーヤーとして公式戦に出場し、いきなり2得点を決めたそうだ。 かつてクラブW杯に3度出場、DRコンゴで唯一、アフリカ制覇の経験を持つマゼンベ。…

コンゴ民主共和国の名門・マゼンベに所属するナイジェリア人GKスレイマン・シュアイブが、フィールドプレーヤーとして公式戦に出場し、いきなり2得点を決めたそうだ。

かつてクラブW杯に3度出場、DRコンゴで唯一、アフリカ制覇の経験を持つマゼンベ。

独特すぎるゴールセレブレーションで世界的人気者となったGK、ムテバ・キディアバ氏が記憶に新しい、あのクラブである。

時は流れて2024年、マゼンベは現在もDRコンゴ随一の強豪だが、今回も「ゴールキーパー」が注目を浴びることに。表題のナイジェリア人GK、スレイマン・シュアイブである。

ナイジェリア『BSN』によると、マゼンベは10月30日、リナフット(DRコンゴ1部)のパンダ戦で3-0と快勝。なんと、GKシュアイブが1-0リードの67分にFWとして途中投入され、8分間で2得点を決めたのだという。

というのも、マゼンベは24-25シーズンを迎えるにあたり、それまで主軸だったFWフィリー・トラオレが退団。さらに短期的な補強禁止処分も受けており、もともと前線が駒不足だったなか、ストライカーがいなくなったそうだ。

そんなこんなで、ラミン・ンディアイ監督が、このタイミングでGKシュアイブにストライカーへの転向を指令。

シュアイブはプロキャリア初となるフィールドプレーヤーとして、84分と90+1分に追加点。8分間で2得点とし、3-0勝利のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されたとのことだ。

時が流れても我々の想像を超えてくるマゼンベである。

【動画】マゼンベのGKが超絶コントロールショット