「高松宮記念特別競走・G1」(1日、住之江) 黒井達矢(36)=埼玉・103期・A1=がオープニングで、3連単の631で決まって、21万1580円という、住之江G1史上最高配当を叩き出す、大大波乱を演出した。 レースは4カドの上田龍星(大…

 「高松宮記念特別競走・G1」(1日、住之江)

 黒井達矢(36)=埼玉・103期・A1=がオープニングで、3連単の631で決まって、21万1580円という、住之江G1史上最高配当を叩き出す、大大波乱を演出した。

 レースは4カドの上田龍星(大阪)が、コンマ04のトップSから内を締めに行ったが、内2艇の宮地元輝(佐賀)、藤岡俊介(兵庫)が抵抗。その展開を突いて、6コースまくり差しの黒井がバックで抜け出した。「自分でもびっくり。足も前検で下がっていたのが下がらなくなった。一番上積みできたのは出口の押し感」と上積みに笑みがこぼれた。

 住之江は、実に6年2カ月ぶりという超久々。「何も情報がなかったが、6号艇で1着が取れたし、2日目からはこの1着を無駄にしないようにしたい」と気合を注入した。