鹿児島ユナイテッドFCは1日、MF木村祐志(37)の現役引退を発表した。 木村は東京都出身で、川崎フロンターレの下部組織育ち。2006年にトップチームへと昇格した。 川崎Fには5年間在籍し、最初の2年は出番なし。3年目にリーグカップデビュー…

鹿児島ユナイテッドFCは1日、MF木村祐志(37)の現役引退を発表した。

木村は東京都出身で、川崎フロンターレの下部組織育ち。2006年にトップチームへと昇格した。

川崎Fには5年間在籍し、最初の2年は出番なし。3年目にリーグカップデビューすると、4年目にJ1デビュー。川崎FではJ1で7試合、リーグカップで2試合、天皇杯で5試合2ゴールを記録していた。

2011年にギラヴァンツ北九州へと完全移籍するとレギュラーとしてプレーし、J2で38試合2得点。2年目も41試合で1得点を記録すると、2013年に大分トリニータへと完全移籍。J1で24試合1得点を記録するもチームはJ2に降格。それでも21試合に出場した。

2015年には徳島ヴォルティスへと完全移籍すると、2017年途中にロアッソ熊本に期限付き移籍。2018年から水戸ホーリーホックでプレーし、2022年から鹿児島でプレーしている。

2017年の徳島と熊本を除いては、北九州移籍後は年間20試合以上にコンスタントに出場。2023年には鹿児島で33試合に出場し2得点を記録。チームをJ2昇格に導いたが、今シーズンはJ2で2試合、ルヴァンカップで1試合の出場に終わっていた。

J1通算31試合1得点、J2通算302試合19得点、J3通算66試合2得点を記録。リーグカップで6試合、天皇杯で17試合2得点を記録している。

木村はクラブを通じてコメントしている。

「2024年シーズンをもって現役を引退します。順風満帆な現役生活ではなかったかもしれませんが、大好きなサッカーをプロとして19年間もやらせて頂きとても幸せでした!」

「自分がここまでやってこれたのも、これまで所属させてもらったチーム、監督、選手、スタッフはもちろんのこと、各チームのスポンサー企業やファンサポーターの方々、今まで自分に関わって頂いた全ての方のおかげだと思ってます!本当に感謝してます!サッカーを通してたくさんの方々に出会えた事が何よりの自分の財産です!」

「鹿児島ではとても濃い3年間を過ごさせて頂きましたし、自分の現役最後のチームが鹿児島ユナイテッドFCで良かったと心から思っています!今年キャプテンをさせて頂き1年で降格、とても責任を感じてます」

「ただ今シーズン、そして自分のプロサッカー選手としても残り2試合、勝って終われるようにチーム全員で最後まで全力で戦いますし、全力で楽しみたいと思います!最後まで共に戦いましょう!」