今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝は11月3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。1日、各チームの1~8区と補欠5人の区間登録が発表され、前回4位の中大は、前回1…

 今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝は11月3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。1日、各チームの1~8区と補欠5人の区間登録が発表され、前回4位の中大は、前回1区3位のエース・吉居駿恭(3年)を7区、同4区3位の溜池一太(3年)を1区、期待のルーキー岡田開成(1年)は2区に配置された。

 10月19日の箱根駅伝予選会、最多の14回の優勝を誇る中大は6位で通過し、8年連続98回目の出場を決めた。前々回は本戦で2位。前回は本戦で優勝候補の一角に挙がりながら、体調不良者が続出し、まさかの13位に終わった。

 予選会では溜池、吉居駿ら主力が登録メンバーから外れたが、岡田ら実力派のルーキー5人や佐野拓実主将(4年)、阿部陽樹(4年)ら上級生の頼もしい戦力が合わさり、確実に6位で本戦への出場権をゲットした。

 国学院大、駒大、青学大の「3強」を中心に、出雲駅伝4位の創価大、同6位の早大、同7位の城西大、さらには今年の箱根駅伝13位で出雲駅伝には出場できなかった中大なども序盤に流れに乗れば優勝争いに加わる力を持つ。

 全日本大学駅伝は2018年から区間割が大きく変更され、7区が2番目に長い17・6キロ、最終8区が最長の19・7キロとなった。駅伝は「先手必勝」が鉄則だが、主力選手を序盤の区間に投入するか、終盤の長い区間に残すか、各校の戦略も大会の見所となる。

 全日本大学駅伝の大会ルールでは、出場各校が10月9日に選手16人を登録。その中から10月31日正午までに1~8区の選手と補欠5人を登録。レース当日の午前6時30分まで区間登録選手と補欠登録選手を3人以内、交代できる。

 中大の区間登録選手と補欠は以下の通り。

▽1区( 9・5キロ)溜池一太(3年)

▽2区(11・1キロ)岡田開成(1年)

▽3区(11・9キロ)本間楓(2年)

▽4区(11・8キロ)浦田優斗(4年)

▽5区(12・4キロ)東海林宏一(4年)

▽6区(12・8キロ)佐藤大介(1年)

▽7区(17・6キロ)吉居駿恭(3年)

▽8区(19・7キロ)阿部陽樹(4年)

▽補欠        

山平怜生(4年)

白川陽大(3年)

吉中祐太(3年)

鈴木耕太郎(2年)

並川颯太(1年)