ブーン監督は来季も続投なのだろうか(C)Getty Images 米大リーグのワールドシリーズ第5戦が現地時間10月30日(日本時間31日)に行われ、ドジャースが7‐6で勝利し、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成した。 一方、ヤンキ…

ブーン監督は来季も続投なのだろうか(C)Getty Images

 米大リーグのワールドシリーズ第5戦が現地時間10月30日(日本時間31日)に行われ、ドジャースが7‐6で勝利し、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成した。

 一方、ヤンキースは2009年以来、15年ぶりの世界一をつかむことはできず、アーロン・ブーン監督が心境を語った。

【動画】ヤンキースファンが暴挙!ベッツ捕球のボールを奪い取ろうと…

 打線は序盤から火を噴いた。初回にアーロン・ジャッジの2ラン、ジャズ・チザムJr.のソロで3点を先制し、2回にも1点を加えてドジャース先発のジャック・フラハティをKOし、3回はジアンカルロ・スタントンにも一発が飛び出して5点を入れた。

 しかし、5回に守備の乱れなどで5失点して同点に追いつかれてしまうと、その後は再びリードを奪ったが、8回に再度逆転を許して敗れ去った。

 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は試合後、敵将のアーロン・ブーン監督の会見の様子を動画で公開した。

 それによると、ブーン監督は「これは我々にとってとても困難な瞬間だ」と振り返り、「みんな傷ついているだろうけど、これは永遠に抱える痛みだ」と肩を落とした。しかし、「ドジャースとデーブ(ロバーツ監督)を祝福する。彼らは我々よりも優れたチームだった」と称え、「それで我々のチームへの誇りが消えるわけではない」と、プライドものぞかせた。

 地元ニューヨークのテレビ局「SNY」では「ポストシーズンに向けて、ヤンキース周辺では、アーロン・ブーン監督が職を維持するためには最低でも1勝、おそらく2勝しなければならないという噂が流れていた。それが妥当かどうかは別として、それが現実だった」としたが、「チームの考えを直接知る複数の情報筋によれば、ワールドシリーズがどうであれ、ブーン監督は2025年に(ヤンキース監督に)復帰する見込みだという」と報じた。

 記事では、「組織はブーン監督を適切なリーダーとみなしている」と伝え、2018年から指揮を執るブーン監督は続投なら来季8年目を迎えることになる。果たしてどうなるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】大谷翔平、ドジャースでの10年の初年度で世界一 前代未聞のスキャンダルを乗り越え、最高の仲間とたどり着いた「頂」の先へ

【関連記事】ドジャース、ヤンキースを逆転で退けて歓喜のWS制覇! 大谷翔平らに投じた1547億円の大補強をわずか1年で実らせる

【関連記事】防戦一方の0-5から同点 苦戦のドジャースが見せた“衝撃の反撃”に米記者も驚嘆「ヤンキースの完全な崩壊」