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今回は、腟医療についてご紹介します。

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腟医療も様々ありますが、特に最近人気なのが、外陰部の脱毛やホワイトニングです。

最近はVIO脱毛が当たり前の時代になってきていたり、50-60代の方でも「介護脱毛」といって、自分が介護されるときに外陰部がきれいなほうが良いといってVIO脱毛をする方も増えてきています。

そして、一度脱毛をすると、今度は外陰部の黒ずみなど色が気になってくる方もいます。
その場合に、当院でもそうなのですがレーザーによるホワイトニングや、ホワイトニング用のクリームなどをぬっていただきます。

ただ、このホワイトニングに関して、いくつか心配事や質問をいただくこともあります。
ここでいくつか、よくいただく質問についてお答えしていきます。

Q.ホワイトニングのクリームを陰部に塗るのは大丈夫なのでしょうか?

A.ホワイトニングようのクリームでよく使うのが、ハイドロキノンがはいっているものです。ハイドロキノンは顔などにも使うことが多い美白クリームなのですが、稀にアレルギー反応を起こす方もいます。万が一赤身がでたりした場合には中止してもらったほうがいいかなと思います。
一応ですが、陰部用のハイドロキノンは顔用に比べて濃度も薄くなっています。

Q,施術は痛いですか?

A.VIO脱毛に関しては、他の部分と比べると痛がる方が多いです。ホワイトニングに関しては、脱毛に比べると痛くはないかなと思います。

そして、腟医療でもう一つ、ボトックス療法というものがあります。
ボトックス療法は、主に過活動膀胱に悩まれる方に対して行う施術です。

過活動膀胱は、50代を過ぎると悩まされることが多いのですが、症状としては、「突然トイレに行きたくなる」「トイレに行きたいと思った瞬間に漏れてしまう」などです。

基本的に過活動膀胱は。7割位の方は薬を飲めば改善されるのですが、3割位の方は薬が効かないといわれています。

これまでは薬が効かない方に対しての治療法がなかったのですが、最近は腟の中に腟カメラを入れて20か所ほどボトックスを打つボトックス療法というものが始まりました。

これがすごく効果的で、薬がきかなかったという方の8割ほどが効果的と言われています。

継続性でいうと、1回打つと4-8か月ほど続きますが、人によっては1年くらい続く方もいます。

副作用としては、ボトックスを打った後の感染症、いわゆる膀胱炎。また、若干尿の勢いが悪くなる、または尿閉といって尿がでなくなってしまう合併症などが挙げられます。

ただ、尿閉に関しては、基本的には男性で前立腺肥大症という病気をもっていて75歳以上の方で報告されていることが多いのですが、女性は尿閉を起こすリスクはほぼないといってもいいくらいなので、合併症に関しては非常に少ない治療と言えます。

このボトックス療法、保険適応が通っていますので、ぜひ気になる方は受けてみてくださいね。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[女性医療クリニックLUNA]

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