10月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツは敵地スコシアバンク・アリーナで延長の末にトロント・ラプター…

 10月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツは敵地スコシアバンク・アリーナで延長の末にトロント・ラプターズを127-125で下して今シーズン初勝利(1勝2敗)を飾った。

 するとナゲッツは翌30日に敵地バークレイズ・センターへ乗り込み、ブルックリン・ネッツと対戦。この日も延長へもつれ込んだものの、144-139でモノにし、2連敗スタートから2連勝で今シーズンの戦績を2勝2敗の五分とした。

 ラプターズ戦ではニコラ・ヨキッチの40得点10リバウンド4アシスト2ブロックを筆頭に、ジャマール・マレーが17得点9リバウンド7アシスト、クリスチャン・ブラウンが17得点4リバウンド、アーロン・ゴードンが16得点11リバウンド8アシスト2スティール、マイケル・ポーターJr.が13得点9リバウンドと、スターター全員が2ケタ得点をマーク。

 ネッツ戦ではこの先発陣に加え、開幕から3試合で平均5.7得点3.3リバウンド3.3アシスト1.3スティール1.0ブロックこそ残すも、フィールドゴール成功率20.0パーセント、3ポイントシュート成功率10.0パーセントに終わっていたラッセル・ウェストブルックが奮起。約21分の出場で3ポイントをノーミスで2本成功させ、計22得点に5アシストの活躍を見せた。

 とはいえ、ナゲッツのけん引役はやはりヨキッチ。25日の開幕戦(対オクラホマシティ・サンダー)で16得点12リバウンド13アシストのトリプルダブルに2スティール、27日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では41得点9リバウンド4アシスト2スティールと爆発。


 そしてネッツ戦では29得点18リバウンド16アシストで今シーズン早くも2度目のトリプルダブル。しかもこの数字をクリアした選手はオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/2度)とヨキッチのみという驚異的なスタッツだった。

 3度のMVP受賞を誇るヨキッチは、30日を終えた時点でいずれもリーグ3位の平均31.5得点9.3アシスト、同5位タイの12.3リバウンドに1.3スティール1.3ブロック、フィールドゴール成功率57.3パーセント、3ポイント成功率55.0パーセント(平均2.8本成功)と猛威を振るっている。

【動画】驚異的なトリプルダブルを記録したヨキッチのハイライト!