ハマン氏がバックアップの重要性を語った(C)Getty Images プレミアリーグで首位争いを演じているリバプールは現地時間10月27日、第9節でアーセナルと敵地で対戦、2-2のドロー決着で勝ち点1を獲得した。前半早々に先制されたリバプー…
ハマン氏がバックアップの重要性を語った(C)Getty Images
プレミアリーグで首位争いを演じているリバプールは現地時間10月27日、第9節でアーセナルと敵地で対戦、2-2のドロー決着で勝ち点1を獲得した。前半早々に先制されたリバプールは、同点に追い付いた後も再び勝ち越されるという苦しい展開となるも、81分にモハメド・サラーのゴールで追いつき、アウェーでの勝ち点をもぎ取っている。
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開幕からリーグ上位を走るリバプールの中で、遠藤航は今もなおベンチで過ごす時間が長いままだ。アーセナル戦も後半アディショナルタイムからの交代出場となり、ピッチに立ってから間もなく、試合終了のホイッスルが鳴らされた。
遠藤にとって状況は好転しないまま移籍市場が動きをみせる1月が近づいてきており、常に放出の噂も囁かれている。だが、その中で現地メディアでは、リバプールにおける日本人MFの重要性が論じられており、また遠藤は欠かすことのできない存在であると主張する、クラブOBの声も上がっているようだ。
リバプール専門サイト『ROUSING THE KOP』が現地時間10月28日、遠藤の去就について見解を示すトピックを配信。その中で、リバプールOBであり元ドイツ代表のディートマー・ハマン氏のコメントを紹介している。
イングランド国内でのインタビューでハマン氏が遠藤の起用法について語っており、現在のリバプールは好調であり選手を入れ替える必要は無いとしながらも、「今後4、5試合でチームはより多くのことがわかってくる」と指摘。さらに「これからの数週間から数か月の間に、怪我や出場停止が出てくるだろうから、クリスマスにかけてエンドウがもっと重要な役割を果たすことになっても不思議ではない」などと述べたという。
また『ROUSING THE KOP』もここまで遠藤の出場機会がごく僅かだと振り返りつつも、「現在バックアップとしての役割が続いているものの、31歳のエンドウはシーズンいっぱいクラブにとどまる可能性があり、リバプールにはこのような選手が必要であることは明白だ」と強調。続けて、「現在、同じミッドフィルダーのハーベイ・エリオットが負傷しているため、エンドウは今後数週間でアルネ・スロット監督にとって不可欠な存在となるだろう」と見通している。
レギュラーとしての出場がままならない中でも、やはり選手としての評価が下がっているわけではないようだ。そして長いシーズンの中で、遠藤のスキルが本格的に求められるタイミングもそう遠くはないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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