青山/柴原ペアは、シェイ/メルテンスと対戦7月9日、ウィンブルドン大会11日目、まずご紹介したいのが1番コート第1試合(日本時間21時試合開始)に組まれた女子ダブルス準決勝、第5シードの青山修子(近…

青山/柴原ペアは、シェイ/メルテンスと対戦

7月9日、ウィンブルドン大会11日目、まずご紹介したいのが1番コート第1試合(日本時間21時試合開始)に組まれた女子ダブルス準決勝、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業HD)対第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリーゼ・メルテンス(ベルギー)である。初のグランドスラム準決勝進出に続いて、決勝進出となるか。注目である。

【画像】青山/柴原ペアが準決勝に挑む! ウィンブルドン11日目の試合予定表


そして本日のもう一つの目玉は、男子シングルス準決勝である。
センターコート第1試合(日本時間21時半開始予定)で行われるのは、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同9位)対第14シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同18位)。

ベレッティーニは、2019年USオープン以来となる準決勝進出。1回戦でギド・ペラ(アルゼンチン/同59位)に3-1、2回戦でボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同139位)、3回戦アルヤズ・ベデネ(スロベニア/同64位)、4回戦イリヤ・イバシュカ(ベラルーシ/同79位)にストレート勝ち、準々決勝では、第16シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同19位)を3-1に勝利し、準決勝に勝ち上がってきている。

一方、フルカチュはグランドスラムで初の準決勝進出。1回戦でロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同63位)、2回戦でマルコス・ギロン(アメリカ/同66位)、3回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同38位)という難敵に対して、1度もブレークされず、42ゲーム連続キープをして、3試合連続ストレート勝利。4回戦で第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)に3-2、準々決勝では第6シードのロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク8位)にストレート勝利を果たして準決勝に到達している。対戦成績は、フルカチュの2勝0敗(予選含む)。どちらが決勝の切符を手にするだろうか?

そして第2試合では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)と第10シード、デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)が対戦する。

ジョコビッチは、1回戦でジャック・ドレーパー(イギリス/同253)に1セットを奪われた以外は、2回戦ケビン・アンダーソン(南アフリカ/同102位)、3回戦デニス・クドラ(アメリカ/同114位)、4回戦の第17シード、クリスチャン・ガリン(チリ/同20位)、準々決勝のマートン・フチョビッチ(ハンガリー/同48位)はストレート勝ち。本人も「調子がいい」と言っているが、ほぼ完璧な内容で勝ち上がってきている。

一方、シャポバロフは、1回戦フィリップ・コールシュレイバー(ドイツ/同115位)にフルセット勝利。2回戦パブロ・アンドゥハル(スペイン/同70位)は不戦敗、3回戦アンディ・マレー(イギリス/同118位)、4回戦第8シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同10位)にストレート勝利。第10シードのカレン・カチャノフ(ロシア)とは3時間26分の激闘を制して、フルセット勝利しキャリア初のグランドスラム準決勝進出を果たしている。

「とても調子がいい」と語っているジョコビッチは、シャポバロフとの対戦成績は6戦全勝。さらにウィンブルドン準決勝では10連勝中である。グランドスラムでの対戦では、2019年全豪オープン3回戦で1-3とセットも奪っているシャポバロフは、最高のパフォーマンスを発揮しないことには、勝利は見えてこないだろう。

車いすテニスの部では、15番コート第1試合(日本時間19時試合開始)で大谷桃子(かんぽ生命保険)が登場。準決勝でコタツォ・モンジャニ(南アフリカ)と対戦する。さらに大谷は、アンヘリカ・ベルナル(コロンビア)とのペアで14番コート第3試合で女子準決勝にも出場。第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(オランダ)ペアと対戦する。

また、17番コート第4試合では、国枝慎吾(ユニクロ)がグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアで、第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(共にイギリス)と対戦する。

そしてジュニアの部では、磯村志(やすいそ庭球部)がサミール・バナージー(アメリカ)とのペアで、6番コート第4試合で行われる男子ダブルス準々決勝に出場する。

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