2019年の優勝国スペインが強豪ロシアと同組に10月25日、ITF(国際テニス連盟)は、11月25日から行われる男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2021ファイナル」の各国出場選手…
2019年の優勝国スペインが強豪ロシアと同組に
10月25日、ITF(国際テニス連盟)は、11月25日から行われる男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2021ファイナル」の各国出場選手を発表。世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)や同2位のダニール・メドベデフ(ロシア)らが名を連ねた。
【動画】前回大会でジョコビッチが魅せた5本のベストショット集
【全18ヵ国出場選手一覧】
グランドスラムを通算20度制しているジョコビッチは、USオープンで敗れて以降、大会の出場はないものの、セルビアのNo.1プレーヤーとして今大会に出場。現在、セルビアのシングルス最多勝利数でヤンコ・ティプサレビッチと並んで34勝を挙げており、今大会で更新することが期待されている。
また、ジョコビッチの年間グランドスラムの夢を打ち砕いたメドベデフも今大会に出場。世界ランク6位のアンドレイ・ルブレフやアスラン・カラツェフ(同19位)、カレン・カチャノフ(同30位)など強力な布陣で、ATPカップに続いてチーム戦最大のタイトルを獲得しにいく。
そのロシアと同じグループになったのが、2019年の優勝国スペインだ。前回大会では、ラファエル・ナダルがいたものの今年はケガのため欠場。パブロ・カレーニョ・ブスタ(同18位)をエースに、急上昇中のカルロス・アルカラス(同42位)らがどのような戦いを見せるか注目だ。
今大会は、予選を勝ち抜いた12ヵ国と前年ベスト4の4ヵ国、ワイルドカードの2ヵ国の全18ヵ国が参加。6つのグループに分かれ、ラウンドロビンが行われ、1位の6ヵ国とセット数とゲーム数で優れた成績を収めた2位の2ヵ国が準々決勝に進出する。
11月25日から12月5日にかけて、スペイン・マドリード、オーストリア・インスブルック、イタリア・トリノの3都市で開催。各都市で2つのグループのラウンドロビンが行われ、その後、インスブルックとトリノで準々決勝が1試合ずつ。マドリードで準々決勝の2試合と準決勝、決勝が行われる予定となっている。