大リーグのワールドシリーズ(WS、7回戦制)、ヤンキース―ドジャースの第3戦が28日(日本時間29日)にあり、ドジャースが4―2で勝利。対戦成績を3勝0敗とし、4年ぶりのWS制覇に王手をかけた。 第2戦で左肩を負傷したドジャースの大谷翔平…
大リーグのワールドシリーズ(WS、7回戦制)、ヤンキース―ドジャースの第3戦が28日(日本時間29日)にあり、ドジャースが4―2で勝利。対戦成績を3勝0敗とし、4年ぶりのWS制覇に王手をかけた。
第2戦で左肩を負傷したドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者」でフル出場、3打数無安打で2四死球だった。
一回は初球から4連続のボール球を見極め、四球で出塁。3番・フリーマンの右越え2ランで塁を巡る際、左手でユニホームの首元付近をつかんでいた。
三回の第2打席で二ゴロに倒れた際も左手を胸付近に据えながらベンチに下がった。その後、チームはベッツの適時打で3点目を挙げた。
四回の第3打席は空振り三振だった。
チームは六回にE・ヘルナンデスの適時打でリードを4点に広げた。
大谷の七回の第4打席は三邪飛。ミートとほぼ同時にバットをつかんでいた左手を離した。
九回の第5打席は左つま先付近への死球で出塁した。
ヤンキースは九回にバードゥーゴの2ランで意地を見せたが、及ばなかった。
ドジャースの先発ビューラーが5回無失点と好投し、勝利投手に。ヤンキースはシュミットが先発し、三回途中3失点で黒星がついた。
大谷は26日(同27日)にあった第2戦の七回、二盗を試みた際に左肩を負傷した。ドジャースのロバーツ監督は試合直後、「左肩の亜脱臼」と説明。27日(同28日)の会見では「十分に良い状態なら試合に出ない理由はない」と話していた。
第4戦は29日(同30日)、ニューヨークで予定されている。(ニューヨーク=安藤仙一朗)