卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は26日、女子シングルス準々決勝が行われ、ベスト4の顔触れが決まった。今大会の日本選手は次世代を背負う2選手が準決勝まで勝ち進み、優勝の可能性を残している。◆張本美和、世界9位撃破で優勝に前進も「向か…

卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は26日、女子シングルス準々決勝が行われ、ベスト4の顔触れが決まった。今大会の日本選手は次世代を背負う2選手が準決勝まで勝ち進み、優勝の可能性を残している。

◆張本美和、世界9位撃破で優勝に前進も「向かっていく気持ち」 兄・智和やパリ五輪銀選手との練習に感謝「質の高いボール」

■第3シードとして堂々の戦い

今大会第3シードとして挑み、優勝候補にも挙がっていた張本美和(木下グループ)。準々決勝では第5シードのシン・ユビン(韓国)との戦い。世界ランキング9位の実力者相手にひとつの山を迎えた。

しかし、試合立ち上がりから支配したのは張本美で、序盤の流れをつかみ11-6でものにする。第2ゲーム目以降は粘りを見せるシン・ユビンの前に僅差となったが、要所で強気の姿勢を崩さなかった張本美が11-9、13-11で残りのゲームを制し、今大会屈指の好カードで圧巻のストレート勝ちを収めた。

そして、日本勢3人が絡むトーナメントに挑んだのが大藤沙月(ミキハウス)。今季国際大会での躍進が光る20歳は2回戦で平野美宇(木下グループ)相手にストレートで勝利すると、迎えた準々決勝では再び伊藤美誠(スターツ)と黄金世代との戦い。先に2ゲーム先取し流れに乗った大藤が伊藤の反撃を1ゲームに抑える形で3-1で勝利。世界ランクで上回る2選手を撃破し、ベスト4まで駒を進めた。

この結果、張本美が準決勝で世界ランキング21位の銭天一(中国)との戦いに進み、大藤は同10位の鄭怡静(台湾)との準決勝に挑む。16歳の張本美と20歳の大藤という次世代の日本の中心を担う2人が優勝争いに顔を出すことになった。

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強い!16歳・張本美和が準決勝へ🙌🔥
パリ五輪シングルスベスト4のユビンをストレート撃破✨#WTTチャンピオンズモンペリエ🇫🇷
女子シングルス準々決勝
🇯🇵#張本美和 3-0 シン・ユビン🇰🇷
11-6/11-9/13-11

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— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) October 26, 2024