エナジックスポーツ高は創部3年で沖縄大会決勝に進出 西武は24日に都内で開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、龍山暖捕手を6巡目で指名した。強肩が売りの高校生捕手にファンの期待が寄せられる中、出身高校…

エナジックスポーツ高は創部3年で沖縄大会決勝に進出

 西武は24日に都内で開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、龍山暖捕手を6巡目で指名した。強肩が売りの高校生捕手にファンの期待が寄せられる中、出身高校の“名前”にSNSはざわつきを見せた。

 事前公表を行わなかった西武は、1位指名で明大・宗山塁内野手を指名。しかし5球団によるクジ引きを外すと、続く指名でも石塚裕惺内野手(花咲徳栄)で巨人と競合。ここでも指名権を獲得できなかったが、齋藤大翔内野手(金沢)を1位で指名した。2位は渡部聖弥外野手(大商大)、3位・狩生聖真投手(佐伯鶴城)、4位・林冠臣外野手(日本経済大)、5位・篠原響投手(福井工大福井)と続いた。

 そして6位で指名したのが、エナジックスポーツ高の龍山だった。エナジックスポーツは2022年に硬式野球とゴルフに特化した通信制スポーツスクールとして名護市に設立。今夏の第106回全国高校野球選手権沖縄大会では創部3年で決勝戦まで進出を果たした。興南に延長10回の末3-4で敗れたものの、大きなインパクトを残した。

 もっとも、過去のプロ野球選手の指名ゼロ、カタカナの聞きなれない名前にファンも驚いたようで「初めて聞いた」「エナジックスポーツ……?」「エナジックスポーツ高校かっこいい」「リアル海堂高校」といった声や、今夏の活躍から注目していたファンからは「もうプロを出したのか」「今夏話題になったエナジックスポーツ高校」「エナジックスポーツ高はこれからの高校野球を席巻しそうな予感」などと納得するファンもいた。(Full-Count編集部)