10月24日(日本時間10月23日)、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズが、NBA2024-25シーズンの開幕戦でユ…

 10月24日(日本時間10月23日)、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズが、NBA2024-25シーズンの開幕戦でユタ・ジャズと対戦。河村のデビューはお預けとなったが、大激戦を126-124で制し、白星スタートをきった。

 敵地に乗り込んだグリズリーズは、ジャ・モラント、デズモンド・ベイン、マーカス・スマート、サンティ・アルダマ、ザック・イディーを先発起用。

 第1クォーターから先手を取り、第2クォーターにはアルダマが3ポイントでスコアを伸ばして61-50と2桁リードをもって前半終了。しかし、後半はリバウンドで優勢のジャズに反撃を許しクロスゲームに。身長224センチを誇るザック・イディーがファウルアウトとなるなど苦戦したが、エースガードのモラントが勝負どころで存在感を発揮。土壇場で踏ん張り競り勝った。

 グリズリーズは、5本の3ポイントを沈めたアルダマがチーム最多27得点を挙げ、ベインも24得点4リバウンド4アシストをマーク。モラントは22得点10アシストでダブルダブルを記録し、チームを勝利に導いた。

 開幕直前に2Way契約を勝ち取った河村は、複数の負傷離脱者がいる影響もありベンチ入り。指揮官が開幕戦では全選手を起用するという方針を示していたとの現地報道もあったが、ベンチ入りした12名のなかで唯一最後まで出番なし。田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に次ぐ日本人史上4人目のNBAデビューはお預けとなった。

 なお、敗れたジャズは、フィンランド代表でもあるラウリ・マルカネンがゲームハイの35得点と大暴れ。フィリピン代表でもあるジョーダン・クラークソンも17得点7アシスト、ウォーカー・ケスラーも16得点14リバウンドと奮闘したものの、一歩及ばず黒星スタートとなった。

 グリズリーズの次戦は、10月26日9時00分から敵地で行われるヒューストン・ロケッツ戦。試合の模様は「NBA Rakuten」でライブ配信される。

■試合結果

グリズリーズ 126-124 ジャズ

MEM|29|32|32|33|=126

UTA|23|27|36|38|=124