日本テニス協会は5月2日(月)に都内で会見を開き、今月23日から東京・有明コロシアム・有明テニスの森にて開催される、車いすテニスの国別対抗戦『BNPパリバ ワールドチームカップ』の大会概要を説明した。 記者会見には、日本チームの代表とし…

 日本テニス協会は5月2日(月)に都内で会見を開き、今月23日から東京・有明コロシアム・有明テニスの森にて開催される、車いすテニスの国別対抗戦『BNPパリバ ワールドチームカップ』の大会概要を説明した。

 記者会見には、日本チームの代表として国枝慎吾と上地結衣が出席。そのほかにBNPパリバ銀行の今井正之・東京支店長、日本テニス協会の川廷尚弘氏、日本の代表監督である中澤吉裕氏も登壇した。

 トーナメントディレクターを務める川廷氏は日本で初めて行われるワールドチームカップについて「(2020年の)東京五輪に向けたテストマッチの位置づけでもある。(今後)改修される有明コロシアムのバリアフリーの面でも大切な大会。多くの観客が来場し、会場が満員になるよう努めていきたい」と話し、大会への期待を口にした。

 同大会で日本男子は、2003年と2007年に2度の優勝を果たしている。その原動力となった国枝は、「(世界国別選手権は)国の代表として戦うことができ、気持ちの入り方が普段のツアー大会と違う。また、観戦する側にとっても国ごとに応援できるので、面白さが伝わりやすいはず。みなさんの前で日本が優勝するところを見せたい」と意気込みを語った。

国枝慎吾(写真左下)

 だが、国枝は4月上旬に右肘の手術を行い、会見では現在リハビリ中であることを明かした。大会の出場可否については「(ワールドチームカップの前週に行われる福岡県飯塚市で開催の)ジャパン・オープン、またはこの大会で復帰できるように調整している」と話した。

 女子はエースの上地がチームを牽引する。ライバル国として大会16連覇中のオランダを挙げた上地は、「自国開催を活かしたい。みなさんの応援を力に変えて戦いたい」とし、女子の悲願でもある大会初制覇を目標に掲げた。

上地結衣

 国枝と上地は会見後に銀座へ移動し、パラリンピック競技が体験できる『NO LIMITS SPECIAL GINZA &TOKYO』に参加。このイベントは、銀座の中央通りに特別スペースを設け、駆けつけたファンや通行者に対して車いす競技の面白さを伝えるというもの。

 車いすテニスの紹介には国枝と上地に加え、斎田悟司も登場。リハビリ中の国枝は解説に回り、上地と斎田が特設コートで実際にプレーし、その魅力を披露した。

斎田悟司

【BNPパリバ ワールドチームカップ 車いすテニス世界国別選手権】

開催期間◎2016年5月23日(月)~28日(土)会場◎有明コロシアム・有明テニスの森公園主催◎国際テニス連盟(ITF)、公益財団法人日本テニス協会(JTA)出場数◎29ヵ国(男子1部、2部、女子、クアード、ジュニアの5部門含め)観戦◎無料

(テニスマガジン/TennisMagazine)