10月20日(現地時間19日)、NBAメンフィス・グリズリーズが河村勇輝と2way契約を結んだことを発表した。同チームとのエ…

 10月20日(現地時間19日)、NBAメンフィス・グリズリーズが河村勇輝と2way契約を結んだことを発表した。同チームとのエグジビット10契約でトレーニングキャンプに参加していた河村は、プレシーズンゲーム5試合にも出場。1試合平均15.1分の出場時間で3.4得点、4.2アシストを記録するなど印象的な活躍を見せていた。


 河村が結んだ2way契約とは、基本的にGリーグでプレーしながら、レギュラーシーズン中に最大50試合までNBAの試合に出場できるというもの。かつてジョージ・ワシントン大学を卒業後、渡邊雄太(千葉ジェッツ)がグリーズと2way契約を結んでおり、NBAのコートに立つきっかけをつかんだ。

 キャンプ開始から積極的に英語でコミュニケーションを図った河村は、そのパフォーマンスとも相まって、チームのエース、ジャ・モラントや現地メディアも注目する存在となった。今後はグリズリーズの下部チーム、メンフィス・ハッスルを主戦場に田臥勇太(宇都宮ブレックス)、渡邉雄太、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ、日本人4人目のNBAプレーヤーを目指すことになる。NBAのコートに立つ夢を掴むために渡米した河村が、また一歩、それに近づいた。

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