JRAは19日、第85回菊花賞(GI、芝3000m)の前日最終オッズを発表した。ダービーとの2冠を狙うダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が単勝2.6倍で1番人気、春のリベンジを図るアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が単勝3.8…

JRAは19日、第85回菊花賞(GI、芝3000m)の前日最終オッズを発表した。

ダービーとの2冠を狙うダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が単勝2.6倍で1番人気、春のリベンジを図るアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が単勝3.8倍で2番人気。

以下、コスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)が単勝6.8倍で3番人気、メイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)が単勝8.8倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。

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■単勝ひと桁オッズ同士のワンツー決着3回のみ

過去10年、単勝オッズ2.9倍以下の1番人気は【2.0.2.1】勝率40.0%、複勝率80.0%と堅実。2番人気は【1.3.0.6】と微妙だが、1番人気が2~3倍台かつ2番人気が4倍台だった年は4回あり、その際は2番人気【1.2.0.1】、逆に1番人気は【0.0.2.2】。アーバンシックは当日4倍台になるほうが信頼度は増す。2014年、横山典騎手騎乗のワンアンドオンリーが単勝2.4倍の1番人気で9着に敗れたが、今年はダノンデサイルで菊を制することがきるか。

今年は4、5番人気までが単勝ひと桁オッズになることが予想されるが、単勝9.9倍以下の馬だけで決着した年は10回中1回で昨年のみ。昨年を除いて2頭馬券内は4回、単勝ひと桁オッズ同士のワンツー決着は2回となっている。メイショウタバルまでを中心視する一方で、連対候補には単勝10倍以上を入れるのがベター。

単勝50.0倍以上の馬券絡みがないので、馬券圏内は単勝10.0~49.9倍で【2.5.6.58】。このうち、前走上がり3位以内のノーザンファーム・社台ファーム生産馬が【1.4.4.15】と好走率アップ。大手生産牧場の馬は末脚性能優勢で、伏兵でも侮れない存在となる。ビザンチンドリーム、ショウナンラプンタ、ヘデントール、アドマイヤテラあたりが人気馬に割って入る可能性も十分。

馬連は(4)ダノンデサイル-(13)アーバンシックが6.1倍、3連複は(4)ダノンデサイル-(9)コスモキュランダ-(13)アーバンシックが10.0倍、3連単は(4)ダノンデサイル→(13)アーバンシック→(9)コスモキュランダが34.6倍で1番人気。

■19日・前日最終オッズ

人気

馬名

単勝

1

ダノンデサイル

2.6

2

アーバンシック

3.8

3

コスモキュランダ

6.8

4

メイショウタバル

8.8

5

ヘデントール

10.9

6

ピースワンデュック

18.9

7

ショウナンラプンタ

24.5

8

アドマイヤテラ

31.6

9

メリオーレム

34.2

10

ビザンチンドリーム

34.5

11

エコロヴァルツ

58.5

12

ウエストナウ

63.5

13

ハヤテノフクノスケ

68.1

14

ミスタージーティー

75.7

15

シュバルツクーゲル

122.5

16

アスクカムオンモア

176.7

17

ノーブルスカイ

185.0

18

アレグロブリランテ

218.2

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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