男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は18日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している39歳で世界ランク217位のS・ワウリンカ(スイス)…
男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は18日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している39歳で世界ランク217位のS・ワウリンカ(スイス)が第1シードのA・ルブレフを7-6 (7-5), 7-6 (7-5)のストレートで破りベスト4進出を果たした。39歳でのツアー大会準決勝進出は歴代3位の年長記録となった。
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ワウリンカが同大会に出場するのは2年連続4度目。最高成績は2010年の8強となっていた。
今大会は1回戦で第6シードのB・ナカシマ(アメリカ)、2回戦で世界ランク64位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下し準々決勝に駒を進めた。
世界ランク7位のルブレフとの顔合わせとなった準々決勝、ワウリンカは14本のサービスエースを決め、ファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑える。自身もリターンゲームで1度のブレークを奪うと、2セットともにタイブレークの接戦を制し、1時間52分で4強入りを決めた。
1990年にATPツアーが創設されて以来、39歳でのツアー大会準決勝進出はJ・コナーズ(アメリカ)、I・カルロビッチ(クロアチア)に次ぐ歴代3位の年長記録となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のワウリンカのコメントを掲載している。
「年齢は変えられないが、僕にとって最も重要なのはコートに入ったら常に戦うように努めることだ。向上心を持ち、自分がやっていることを楽しむように努めている。僕がプレーを続ける理由は、コート上でたくさんの人たちから良いエネルギーをもらいながらこのような試合をするためだ。明日もう1試合プレーできるチャンスがあってとてもうれしい」
勝利したワウリンカは準決勝で第4シードのT・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは準々決勝で世界ランク55位のM・キツマノビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。
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