チェルシーFCウィメンに所属するなでしこジャパンFW浜野まいかの欧州チャンピオンズリーグ初ゴールとなる絶妙ロングループ弾が反響を呼んでいる。 現地10月17日に行われた女子チャンピオンズリーグ(WCL)のグループB第2節で、チェルシーFCウ…

チェルシーFCウィメンに所属するなでしこジャパンFW浜野まいかの欧州チャンピオンズリーグ初ゴールとなる絶妙ロングループ弾が反響を呼んでいる。

 現地10月17日に行われた女子チャンピオンズリーグ(WCL)のグループB第2節で、チェルシーFCウィメンは敵地でトゥウェンテと対戦した。浜野は4-3-3のトップ下でスタメン出場。そして1-0でリードして迎えた前半18分だった。
 
 中盤左サイドからのスローインを敵味方が奪い合った中、そのこぼれ球を回収した浜野がドリブルを開始。相手の素早いプレスをヴィーケ・カプテインとの股抜きワンツーで剥がして前を向く。この時点で相手DFラインは整っていたが、才能豊かな20歳は30m近い距離から右足シュート。少し前に出ていた相手GKの頭上を越えて絶妙のコースに決まる技ありの長距離ループ弾でゴールネットを揺らした。

 浜野にとっては、これが欧州チャンピオンズリーグ舞台での自身初ゴール。その後も高い技術を活かしながら攻撃のアクセント役となると、フル出場を果たして3−1勝利に貢献。試合後は英語で「応援ありがとう!ゴールを決められて嬉しい」と英語で答え、持ち前の人懐っこい笑顔を振り撒いた。

■「浜野まいか超技ありシュート」

 この浜野の芸術的なループ弾に対して、チェルシーFCウィメンの公式エックス(旧ツイッター)では「チャンピオンズリーグで40ヤードの距離から初ゴールを決めるなんてすごい」と称賛。SNS上にも次のような声が寄せられた。

「浜野まいか超技ありシュート」
「まいか、凄いの決めてるやん」
「まいかちゃんCLでゴラッソ!」
「GKが触れない絶妙なコース まいかゴラッソ」
「こういうロングレンジからのシュートいつも狙ってるからね」

 国内リーグ5連覇中のチェルシーFCウィメンだが、欧州チャンピオンズリーグでは2020-21の準優勝が最高成績で、昨季も準決勝で敗退した。まずは3大会連続の決勝トーナメント進出へ向けて、これでグループリーグ2連勝発進となった。その中で成長を続ける浜野のプレーに、今後も注目が集まる。

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