川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)の今シーズン限りでの退任を発表した。 千葉県出身の鬼木監督は、現役時代に鹿島…

川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)の今シーズン限りでの退任を発表した。

千葉県出身の鬼木監督は、現役時代に鹿島アントラーズと川崎でプレー。川崎では公式戦通算150試合に出場しており、2006年に現役引退を発表してからは指導者の道を歩み始めた。

川崎でU-18コーチやコーチを務めた後、2017年からトップチームの監督に就任。初年度にクラブを悲願のJ1リーグ優勝に導くと、その後は数多くのタイトルをもたらした。

就任からの8シーズンで、4度のJ1リーグ優勝、2度の天皇杯優勝、1度のYBCルヴァンカップ優勝を経験。しかし今シーズンはJ1リーグで32試合11勝10分け11敗の10位と苦戦しており、ルヴァンカップも先週行われた準決勝でアルビレックス新潟に敗れて国内無冠が決定していた。

それまでタイトルに惜しくも手が届かなかったクラブに、数多くの栄冠をもたらし黄金時代を築き上げた鬼木監督。後任ついて、クラブは現時点で未定と発表している。