関東大学バレーボール秋季リーグ戦(女子)は、10月5日終了時点で全勝はなく、2敗と3敗のチームが3校ずつと混戦になった。迎えた最終週は10月12日、13日に日本大と東京女体大に連勝した青山学院大が、2013年秋季以来の優勝を果たしたプレー、…
関東大学バレーボール秋季リーグ戦(女子)は、10月5日終了時点で全勝はなく、2敗と3敗のチームが3校ずつと混戦になった。迎えた最終週は10月12日、13日に日本大と東京女体大に連勝した青山学院大が、2013年秋季以来の優勝を果たした
プレー、気持ちの両面でチームを引っ張った谷島キャプテン
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精神的支柱の谷島花虹キャプテンが
強行出場で優勝に導く
出場している4年生は最優秀選手賞を獲得したキャプテンの谷島花紅とミドルブロッカーのエドックポロかれん、オポジット髙橋美鈴の3人。なかでも谷島キャプテンに対しては「コートにいるだけで心強く感じている」(エドックポロ)と同期からも信頼は厚い。そんな谷島キャプテンは10月5日の筑波大戦で味方と交錯し、左足首をケガしてしまう。松葉杖を使用しながら歩く状態で、最終週の出場は危ぶまれたが、10月12日、13日は2試合とも途中からコートへ。万全ではない状態で懸命に跳び、スパイクやブロックをすると「みんなが頑張っているのを見て、(力を)引き出してもらいました」と笑顔で振り返った。
青山学院大は優勝したものの、この秋は2敗を喫した。特に筑波大戦での逆転負けは「立ち直れない気持ちだった」と髙橋。それでも「このチームでできるのも最後。今までやってきたことを出しきりたい」と気持ちを切り替え、負けが許されない最後の週で連勝し、優勝を決めた。
優勝の瞬間、選手たちは笑顔を見せたり、抱き合ったりと喜びを噛みしめた。しかし谷島キャプテンは試合後、「秋季リーグ戦で優勝しても、いちばん強いわけではない。全日本インカレで優勝して、自分たちは強いと証明したい」とすぐに気を引き締めた。7年ぶりの日本一へ。谷島キャプテンを中心に目標へ向かっていく。
■関東大学秋季リーグ戦(女子1部)結果
優勝 青山学院大 9勝2敗
準優勝 筑波大 8勝3敗
第3位 日本体大 7勝4敗(セット率1.800)
第4位 順天堂大 7勝4敗(セット率1.368)
第5位 日本大 7勝4敗(セット率1.353)
第6位 東京女体大 7勝4敗(セット率1.042)
第7位 東海大 6勝5敗(セット率1.211)
第8位 明海大 6勝5敗(セット率1.050)
第9位 嘉悦大 5勝6敗
第10位 桜美林大 2勝9敗
第11位 国士舘大 1勝10敗(セット率0.406)
第12位 日本女体大 1勝10敗(セット率0.344)
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【次ページ】青山学院大その他の写真
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#7髙橋と#5エドックポロはそれぞれのハートポーズで応える
優勝に貢献した#1谷島キャプテン、#23土橋由里子、#24河本菜々子、#13佐村真唯※土の字は土の右上に点がつく異体字
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