男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は14日に男子シングルス1回戦が行われ、来年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で引退を表明している世界ランク135位のR・ガ…
男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は14日に男子シングルス1回戦が行われ、来年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で引退を表明している世界ランク135位のR・ガスケ(フランス)は第6シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)に6-7(4-7), 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
38歳のガスケは2002年、当時16歳で全米オープンジュニアのシングルスを制覇。その後2005年に19歳で本戦初出場を果たすと、いきなりベスト16という成績を残した。ツアー獲得タイトルは16で、2007年と2013年には最終戦のNitto ATPファイナルズに出場している。
今月9日に掲載されたフランス誌レキップを通じて2025年シーズンの全仏オープンを現役ラストマッチとする意向を明かした。
第1セット、両者がサービスキープを続ける展開となったが、試合が動いたのは第8ゲーム。ここまで1度もブレークポイントを与えていなかったガスケだったが、このゲームで初めてブレークチャンスを許すと、エチェベリーがそのチャンスを逃さずブレークに成功。しかし、続く第9ゲームではガスケがすぐにブレークバックを果たし、セットはそのままタイブレークに突入した。タイブレークではガスケが2度のミニブレークに成功するもエチェベリーに4度のミニブレークを許し第1セットを落とした。
続く第2セットでは、第4ゲームでガスケが先にブレークに成功しリードを奪う展開となった。しかし、その後、第5ゲームと第9ゲームでブレークを許し、逆転を許したガスケは、最終的に1時間48分で敗れた。
勝利したエチェベリーは2回戦で世界ランク60位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)と同119位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)の勝者と対戦する。
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