2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグが、初めて参戦したアイルランドのディフェンダーラリーシリーズイベントで優勝を飾った。 参戦したのは、10月5日に開催された今季最終戦クレア・フォレスティラリーで、ソルベルグはカストロール・エ…
2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグが、初めて参戦したアイルランドのディフェンダーラリーシリーズイベントで優勝を飾った。
参戦したのは、10月5日に開催された今季最終戦クレア・フォレスティラリーで、ソルベルグはカストロール・エッジのカラーリングをあしらったランドローバー・ディフェンダー90ベースのマシンをドライブ。コ・ドライバーのジョン・トムリーとともに、1分以上の大差をつけて勝利を収めた。
「このマシンがどんな走りをするのか、この選手権がどんな戦いなのか、まったく予想ができなかった」とソルベルグ。
「でも、ものすごく楽しかったよ! このマシンはドライブしやすくて、とても興味深い。イベントの前に少しテストをしたんだけど、スタートしたとたんに、このマシンが大好きになったよ」
「最初のステージでパンクして、スペアを1本しか積んでいなかったから、2本目は手堅くいった。スペアがなくなっちゃったから、リタイアしたくなかったからね。その後は2本スペアを積んで、心配がなくなった。ステージはかなりチャレンジングで、雨でスリッパリーな場所もあった。でも、とても楽しいイベントだった。また、素晴らしいドライバーたちと戦えたこともうれしかった。今回目の当たりにした熱意や情熱、楽しさは、ラリーのすべて。このシリーズは、最高のラリーイベントだよ! もちろん、速いラリーカーもいいけど、乗り心地のいいクルマに乗りたい時もある。そんな時に、このランドローバー90はいいね! ヒーターやエアコンもついていて、これまで乗ったなかで、一番ラグジュアリーなラリーカーかもしれないね」