サッカー日本代表が歴史的な勝利を飾った。今まで未勝利だったサウジアラビアとのアウェイゲームで勝利。2026年のワールド…

 サッカー日本代表が歴史的な勝利を飾った。今まで未勝利だったサウジアラビアとのアウェイゲームで勝利。2026年のワールドカップ出場に向けて大きく前進した。

 気温、湿度、そして大観衆。アウェイ感をまざまざと突きつけられた一戦は、これまでの森保ジャパンではなかなかない苦戦を強いられる。先制点を前半14分に奪ったものの、サウジアラビアが日本の攻撃を封じながらチャンスを作り出し、最強を謳う日本代表を苦しめたからだ。
 サウジアラビアのプレー一つひとつに大きな歓声を上げるサポーターの数は、なんと、5万6千人。ピッチの上では声も通りにくい中で、日本代表は粘り強く戦った。
 しかし、勝負を決定づける得点が入る。後半36分のことだ。伊東純也が蹴ったコーナーキックに、小川航基がドンピシャで合わせたのだ。
 そのゴールが決まると、観客席に動きがあった。なんと、サウジアラビアサポーターが続々と出口へと向かったのである。1点のビハインドであれば同点に追いつく可能性もあったが、残り10分を切っての失点に、ホームサポーターは帰ってしまった。

■満席だったエリアの空席が目立つように

 この日、サウジアラビアサポーターの出足は遅く、試合前のウォーミングアップの時点でも空席が目立っていた。しかし、試合が始まる時点ではほぼ満席に。そして前半の時点では大きな声援を送ってチームを鼓舞していた。
 それは観客数を発表した時点でも変わらなかったが、後半アディショナルタイムの時点ではサウジアラビアのゴール裏エリアは半分以上が空席に。満員だった時間帯と比べればガラガラと言っていいほどだった。
 公共交通機関で来ることはほぼ不可能な立地ゆえ、来場者のほとんどが車。自家用車やタクシーで来ているために、試合後に一斉に帰れば渋滞にはまるという事情もあったかもしれない。
(取材・文/中地拓也)

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