勝った方がリーグ優勝決定シリーズ進出となる第5戦 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が10日(日本時間11日)に会見を行い、翌11日(同12日)に行われるパドレスとの地区シリーズ第5戦の先発投手はまだ決まっていないことを明かした。 指揮官は「…

勝った方がリーグ優勝決定シリーズ進出となる第5戦

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が10日(日本時間11日)に会見を行い、翌11日(同12日)に行われるパドレスとの地区シリーズ第5戦の先発投手はまだ決まっていないことを明かした。

 指揮官は「最終的な判断はまだ下していない。ヨシノブは(候補)の中に含まれていると思う。そして、彼(山本)の周りに中継ぎを配置した場合、どう(中継ぎを)起用するかはまだ分からない」と説明した。

 ドジャースは1勝2敗と崖っぷちで迎えた第4戦に8-0で勝利。ブルペンデーで、先発のライアン・ブレイシア投手ら8投手が無失点で繋いだ。勝てば進出、負ければ終戦となる大一番では、パドレスはダルビッシュ有投手の先発が発表されている。

 ドジャースは山本由伸投手、ジャック・フラハティ投手を先発させるか、ブルペンデーという形をとる可能性もある。山本が中継ぎ起用となる可能性もあり、指揮官は「私たちは、そういう議論をしているところだ。昨日の試合後に言及したけど、起用できる中継ぎは6、7人いる。なので、リリーフの層には満足している。ヨシノブがその中に入るかは、現在議論中だ」と話した。

 山本は地区シリーズ第1戦に先発し、3回を投げて5失点と悔しい内容だった。第4戦の試合前にはペトコパークのブルペンでダルビッシュの横に並んで投球練習を行っていた。

 パドレスの先発マウンドにあがるダルビッシュは、6日(同7日)の第2戦に先発。7回1失点の好投でチームを勝利に導いている。ロバーツ監督は「ダルビッシュはスピンの効いた球を持っている。なので、ゾーンに来た球をコンパクトに振ることだ」と説明した。(Full-Count編集部)