第102回全国高校サッカー選手権大会ダイジェスト
3回戦 明秀日立 (2) 1-1 (4) 近江
得点者
明秀日立:22分 石橋 鞘
近江:48分 山門 立侑
試合ハイライト
第102回全国高校サッカー選手権大会の3回戦で、明秀日立高校(茨城)と近江(滋賀)が激突した。
前半は明秀日立が攻撃の主導権を握り、22分にMF吉田裕哉からのパスを受けたFW石橋鞘が鮮やかなシュートを決め、先制点を挙げた。このゴールは見事な連携プレーから生まれ、試合の流れを一気に明秀日立に引き寄せた。その後も明秀日立は攻撃を続け、追加点のチャンスを幾度となく作ったが、近江のGK山崎晃輝が好セーブを連発し、失点を防ぐ。
後半に入ると、近江が反撃に転じ試合の流れを変える。フィジカル面での強さを活かし、徐々に明秀日立の守備を崩し始めた。後半に入ってすぐ近江が同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻した。
その後、両チームは一進一退の攻防を続けたが、後半終盤に近江が逆転ゴールを決め、2-1で試合を制した。近江の選手たちは粘り強い守備と攻撃で明秀日立の攻撃を凌ぎながらも、カウンターで効果的に得点を重ね、初の準々決勝進出を決めた。