2026年北中米ワールドカップへ向けたアジア最終予選が9月にスタート。日本代表は中国代表に7-0、バーレーン代表に0-5と圧勝での連勝スタートを果たした。 10月はグループのライバルであるサウジアラビア代表とオーストラリア代表との連戦。ここ…

2026年北中米ワールドカップへ向けたアジア最終予選が9月にスタート。日本代表は中国代表に7-0、バーレーン代表に0-5と圧勝での連勝スタートを果たした。

10月はグループのライバルであるサウジアラビア代表とオーストラリア代表との連戦。ここで連勝をおさめれば、一気にW杯出場が近づくことに。サウジアラビア、オーストラリアともに9月は良い出来とは言えなかっただけに、日本を相手に消しsの覚悟で来るだろう。

まずはアウェイでのサウジアラビア戦。初めて勝利なるのか、注目が集まる。

◆アウェイで勝利なしの苦手を克服へ

9月は最高のスタートを切った日本だったが、「勝って兜の緒を締めよ」とは言ったもの。10月の2連戦で結果が出なければ、無意味と化してしまう。森保一監督も9月のバーレーン戦後に語っており、いかにこの10月で結果を残すかがポイントに。ただ、日本もしっかりとした準備を進めている。

9月からのメンバーに大きな変更はなし。また、選手たちも自チームでしっかりと結果を残して再び集まっており、状態は悪くないだろう。暑熱対策という部分は必要になるが、ヨーロッパ組が多い中で時差対策は問題なし。コンディション面は悪くないはずだ。

サウジアラビアとはこれまで何度も対戦してきたが、実はアウェイで1度も勝ったことがない相手。最終予選でも2大会連続で負けており、完全アウェイという環境での戦いの難しさが結果に出ている。ただ、それをも跳ね除ける力を今の日本は持ち合わせているだろう。しっかりとアウェイで勝利を掴んでいきたい。

◆勝利で首位浮上を目指す中、戦力は?

ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは、ホームでインドネシア代表にまさかのドロー。アウェイでの中国代表戦では土壇場にゴールを奪い、1-2で逆転勝利を収めていた。

波に乗れていないのは明らか。加えて、中盤の軸でもあったMFモハメド・カンノは中国戦でのラフプレーで3試合の出場停止に。さらに、ベテランの中心選手たちを招集できていない状況もあり、難しい状況に立たされている。

とはいえ、日本にホームで負けたことがないサウジアラビア。完全ホームの状況を作り出し、日本に勝利すれば首位に浮上する。「弱点にフォーカスする」とチームを集めた際にマンチーニ監督は語っていたが、日本の嫌なことを徹底してくるだろう。

考えられるのはロングボールとセットプレー。カウンターでしっかりと日本のゴールを仕留めてくることを考えてくるはず。最大のライバルとの対戦には盤石の状態で臨んでくることは間違いない。

◆予想スタメン[3-4-2-1]

GK:鈴木彩艶

DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹

MF:堂安律、遠藤航、守田英正、三笘薫

MF:久保建英、南野拓実

FW:上田綺世

監督:森保一

3連勝を収めて一気にグループ内で優位に立ちたい日本。森保監督が送り込む11名を予想してみる。

システムは9月から採用している[3-4-2-1]から変更はないだろう。攻撃的な3バックを採用しており、しっかりとその強みを活かしてきた。サウジアラビアに対しても、攻めていく姿勢で勝利を掴んでいくはずだ。

GKは鈴木彩艶(パルマ)と予想。9月の2試合はほとんど仕事がなかったが、それでクラブでも安定感があり、変更することは考えにくい。

最終ラインは、今回も冨安健洋(アーセナル)と伊藤洋輝(バイエルン)はケガの影響で不在。ただ、板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)の3枚は安定感のあるプレーを見せ、攻撃でも縦パスやフィードなど良さを見せた。今回もこの3人が鉄壁の守備を披露するだろう。

ボランチは遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)で間違いないと言って良い。遠藤に関してはリバプールでの出番減少が懸念されるが、「全く心配していない」と森保監督はメンバー発表会見で言及。信頼は厚い。

ウイングバックに関しては、右に堂安律(フライブルク)、左に三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)となるだろう。三笘に関しては、コンディションの良さをブライトンでも見せており、腰の問題は解決済みと考えて良い。サウジアラビアの右サイドを切り裂いてもらいたい。右に関しては、伊東純也(スタッド・ランス)という選択肢もある。堂安、伊東ともにクラブではゴールという結果も残しており、人選は非常に難しいが、9月のパターンを採用すると考え、伊東は後半にさらに勢いづける役割になると予想する。

シャドーに関しては、久保建英(レアル・ソシエダ)と南野拓実(モナコ)と予想。南野は中国戦で2ゴールの活躍を見せており、好調を維持している。ゴール以外の部分でも大きな役割を担うはずだ。そして久保に関しても、アトレティコ・マドリー戦では苦しい中でも好プレーを見せていた。調子の良さは目に見えており、代表でも結果を出すことが期待される。

1トップは上田綺世(フェイエノールト)で決まりだ。バーレーン戦では2ゴール1アシストを記録。フェイエノールトでもゴールをやっと決めており、負傷離脱中のエースのいない間に結果を残し続けたいところ。今回も重要なゴールを決めてくれるはずだ。

最終予選序盤の大一番。サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。

【動画】サウジアラビア戦へ、日本代表の裏側

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https://youtu.be/?si=lwNoK0qGyLVUJQRs