オランダ1部フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世の“絶妙ポストプレーからの完璧ヘディング弾”で決めた…

 オランダ1部フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世の“絶妙ポストプレーからの完璧ヘディング弾”で決めた今季2ゴール目が称賛されている。

 現地10月6日に行われたエールディビジ第8節で、フェイエノールトはホームでトゥベンテと対戦した。エースのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが離脱中で、上田はリーグ戦2試合連続、欧州チャンピオンズリーグも含めると3試合連続のスタメン出場を果たした。

 その前半28分だった。3トップの中央に陣取った上田は、相手人内でボールを持ったCBトーマス・ベーレンが顔を上げたタイミングで、最前線の位置から降りてきてのポストプレー。ワンタッチで近くにいたMFファン・インボムへ落としのパスを送って攻撃を加速させると、そこから左サイドに展開される間に“動き直し”。相手DFの背後を取る動きからゴール前でフリーになると、左サイドバックのウーゴ・ブエノのクロスにヘディングで合わせ、ゴール右隅に流し込んだ。

 途中出場からゴールを決めた9月22日のNACブレダ戦以来の今季2得点目は、10月2日の欧州CL・ジローナ戦でのPK失敗からの名誉挽回弾となった。

■「CFとしてお手本のような得点」

 この上田の今季2ゴール目に対し、SNS上には“ゴールまでの流れ”を含めて評価する次のようなコメントが寄せられた。

「これぞCFって感じのゴール」
「綺世の良さが出たゴールじゃないか ポストプレーからの背後をとってゴール。」
「自分のポストプレー起点から完璧な動き出しとポジション取りでゴール。お見事だしCFとしてお手本のような得点ですね。」
「これこれ!日本代表でもこの動きやってほしいね!降りてきてポストプレーからの動き直しでマーク外してサイドからのクロスに合わせる!完璧」
「綺世くん今季2ゴール目おめでとう ヘディング強いな 流石日本の9番!」

 試合は上田の先制点が活きる形で2-1の逃げ切り勝ち。フェイエノールトは今季初の連勝でリーグ戦無敗(3勝4分け)を継続させた。CFというポジション柄、評論の対象となり、現地メディアからは厳しい声も聞かれた上田だが、この日のようにゴールという結果を残し続ければ、称賛を受ける時が必ず来るはず。日本代表戦へ向けても弾みとなるゴールになったはずだ。

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