6日、日本フットボールリーグ(JFL)第23節の5試合が各地で行われた。 ◇高知 0-2 栃木C JFL今季ここまでで最大のビッグマッチ、「J3ライセンス」交付組どうしの首位・高知ユナイテッドSC vs 2位・栃木シティ。 試合は30…

6日、日本フットボールリーグ(JFL)第23節の5試合が各地で行われた。

◇高知 0-2 栃木C

JFL今季ここまでで最大のビッグマッチ、「J3ライセンス」交付組どうしの首位・高知ユナイテッドSC vs 2位・栃木シティ。

試合は30分、栃木Cが右CKの混戦から最後はMF表原玄太が詰めて先制点。さらに39分、左からのクロスがこぼれ、FW田中パウロ淳一がフリーで豪快に蹴り込んで追加点とする。

前半で2点リードの栃木Cが、アウェイで首位高知を撃破。これでとうとう両者は勝ち点「1」差となり、優勝争いがより混沌とした状況に。高知は追い詰められたと言って差し支えない。

◇青森 2-2 浦安

「J3ライセンス」交付組の一角、7位・ラインメール青森は本拠地カクスタでブリオベッカ浦安と対戦。29分にFWベッサのPKで先制後、後半頭に追いつかれるも、即座に勝ち越す。

しかし72分、ロングカウンターから浦安MF若杉好輝の豪快ミドルが決まって追いつかれ、2-2のドロー決着に。残り7試合で2位栃木Cと勝ち点「13」差になった青森だ。

◇沖縄 0-0 V三重

同じく「J3ライセンス」交付組の一角、6位・ヴィアティン三重はアウェイで沖縄SVと対戦し、ゴールレスドロー決着。こちらは2位栃木Cと勝ち点「12」差になっている。

◇ミネベア 0-1 鈴鹿

下位に目を向けると、ソニー退会に伴う再編成で自動降格がなくなった今季だが、最下位=入替戦を避けるべく、ミネベアミツミFC、横河武蔵野FC、クリアソン新宿がしのぎを削る。

そんななかで、暫定最下位のミネベアは、ホームでアトレチコ鈴鹿にウノゼロ負け。55分のPK一発に沈んだ格好だ。次節は2位栃木C、その次はV三重と対戦…正念場が続く。

◆第23節

10月6日(日)

高知ユナイテッドSC 0-2 栃木シティ

ラインメール青森 2-2 ブリオベッカ浦安

沖縄SV 0-0 ヴィアティン三重

FCティアモ枚方 3-2 ソニー仙台FC

ミネベアミツミFC 0-1 アトレチコ鈴鹿

10月5日(土)

レイラック滋賀 3-2 Honda FC

FCマルヤス岡崎 0-1 ヴェルスパ大分

クリアソン新宿 1-1 横河武蔵野FC

◆順位表

1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +16

2位 栃木シティ | 勝ち点47 | +18

3位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +16

4位 Honda FC | 勝ち点36 | +8

5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点36 | ±0

6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点35 | +2

7位 ラインメール青森 | 勝ち点34 | +7

8位 沖縄SV | 勝ち点34 | +6

9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +3

10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点32 | -2

11位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点31 | +2

12位 ソニー仙台FC | 勝ち点23 | -8

13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点23 | -8

14位 横河武蔵野FC | 勝ち点19 | -18

15位 クリアソン新宿 | 勝ち点18 | -22

16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点16 | -20