山本にとっては悔いの残る内容となった(C)Getty Images ドジャース・山本由伸は5日(日本時間6日)に開幕した…

山本にとっては悔いの残る内容となった(C)Getty Images

 ドジャース・山本由伸は5日(日本時間6日)に開幕したナ・リーグ地区シリーズの第1戦に先発。強打のパドレス打線の勢いを止められず、3回60球を投げ、1本塁打を含む被安打5、5失点で降板した。

【動画】山本が初回にマチャドに痛恨の2ランを浴びたシーン

 大事な初戦の先発マウンドを託された山本だったが、序盤から制球が定まらない。

 初回、先頭のルイス・アラエスに左前打を許すと、続くタティスJr.への初球を捕手のウィル・スミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれると、タティスも四球で歩かせ、いきなり無死一、三塁の形を作られる。3番、ジュリクソン・プロファーのニゴロの間に三塁走者・アラエスが生還。あっという間に先制点を許すと4番のマニー・マチャドに2ラン本塁打を献上、初回からいきなり3失点、苦しいスタートとなった。

 初回はスプリットの制球が定まらず苦労したが、2回は150キロ後半の直球、カーブも交じえ、1安打に封じ込める粘りの投球でパドレス打線を三者凡退に封じるなど、持ち直した。

 そして2回裏には待望の大谷翔平が3ランと同点に追いつくPS初アーチをかけ、チームを盛り立てる。

 しかし強打のパドレス打線はまたも山本に襲いかかる。3ー3の同点となった直後の3回表のマウンドでは先頭のタティスJr.にセンターへ2塁打を打たれるなどして、2死一、二塁のピンチを迎えると、ザンダー・ボガーツにレフトへの2点適時2塁打を浴びるなど、あっという間に試合をひっくり返された。自身へのいらだちからか、ベンチに戻るときには悔しそうな表情を隠せなかった山本。

 結局山本はこの回限りで降板となり、3回5失点と結果を残せず。

 また山本が初回から3失点と崩れたことには現地メディア『dodgers natinon』のノア・カマラス記者も「MLBキャリアをスタートさせた韓国での最初のイニングと非常によく似ている」と自身のSNSで発信。今年3月に韓国で行われた山本のメジャー
デビュー戦もパドレス相手に初回4安打5失点で降板となったことを想起させるとした。デビュー戦でも持ち味のスプリットの制球が定まらなかったことがパドレス打線につけこまれる要因となった。

 右腕にとってはシーズン中もコンディション不良で投げられない時期も長く、様々な思いが交錯した。シーズン終盤にしてようやく戻ってきたが、悔いが残る内容となったようだ。 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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