マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグを皮肉った。 前人未到のプレミアリーグ5連覇を目指すシティ。一方で、長年にわたる財務規則違反疑惑で調査を受けている状況でもある。 そのシティは、今シーズンも上位につ…

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグを皮肉った。

前人未到のプレミアリーグ5連覇を目指すシティ。一方で、長年にわたる財務規則違反疑惑で調査を受けている状況でもある。

そのシティは、今シーズンも上位につけている一方で、シーズンを通して多くの試合に参加。シーズン終了後には、32チームが参加する形式に変更されたFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の参加も決定している。

クラブW杯はアメリカで開催される中、決勝戦は7月13日に開催。2025-26シーズンのプレミアリーグ開幕に向けては、1カ月程度しか時間がない状況だ。

シーズン終了から1カ月で開幕を迎えることとなり、選手は強制的に3週間の休養が必要となる中、グアルディオラ監督はプレミアリーグの開幕を遅らせるように要請した。しかし、拒否されたという。

「プレミアリーグは我々の回復のために、最初の2試合を延期することを許可しなかった。本当にありがとう」

「クラブはリーグに対し、クラブW杯の後に休暇を取れるよう、1、2、3週間延期するように要請したと思うが、それは絶対に許されなかった。プレミアリーグが許可する?いや、絶対に無理だ」

グアルディオラ監督はリーグの対応を批判したが、イギリス『BBC』によれば、正式に要請はされていないという。

プレミアリーグは2025-26シーズンの日程をまだ発表していない。ただ、これまでのシーズンを考えれば、リーグ戦は8月9日か16日に開幕。その前の週にコミュニティ・シールドが行われる。

グアルディオラ監督は「彼らは試合を延期することはないだろうから『我々は何をすべきか?』という瞬間が訪れるだろう」と語り、「今のところ答えはない。ただ、我々は常識をもって決断を下すつもりだ」と語った。

国際サッカー連盟(FIFA)の大会に参加しなければならないが、プレミアリーグには関係のないこと。果たして、どうした決定が下されるか注目だ。