第103回凱旋門賞(GI、芝2400m)は日本時間6日、仏・パリロンシャン競馬場で行われ、日本調教馬は愛チャンピオンS3着、2020年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟・シンエンペラーが参戦する。 ◆【凱旋門賞2024予想】本命は枠+馬場+データ…

第103回凱旋門賞(GI、芝2400m)は日本時間6日、仏・パリロンシャン競馬場で行われ、日本調教馬は愛チャンピオンS3着、2020年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟・シンエンペラーが参戦する。

◆【凱旋門賞2024予想】本命は枠+馬場+データ味方の牝馬 シンエンペラーは「1.0.1.23」が鬼門に

■シンエンペラーは4人気

英国大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」のオッズは4日午前時点、無敗の仏ダービー馬・ルックドゥヴェガ(牡3、仏・C&Y.レルネール厩舎)が5.00倍で1番人気。前走ニエル賞は3着だったが、休み明けで前哨戦仕上げだった点を考慮すれば、まだまだ伸びしろも大きい。

続く6.00倍の2番人気に、ソジー(牡3、仏・A.ファーブル厩舎)。仏ダービーではルックドゥヴェガの3着だったが、前走ニエル賞で雪辱を果たした。史上最多の8勝を誇るA.ファーブル調教師の秘蔵っ子だけに、勝ち負けに絡む可能性は高いか。同2番人気に愛ダービー馬・ロスアンゼルス(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。

今年、日本調教馬として唯一の参戦となるシンエンペラー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は7.00倍の4番人気に支持されている。鞍上は“日本のホープ”坂井瑠星騎手。

11.00倍の5番人気は、エクリプスSではGI5勝シティオブトロイの2着し、前走ベルリン大賞で5馬身差の圧勝を収めたアルリファー(牡4、愛・J.オブライエン厩舎)。今回は“日本のレジェンド”武豊とコンビを組み、陣営一丸で悲願の凱旋門賞勝利を目指す。

同5番人気で並ぶのが、ヴェルメイユ賞勝ち馬で追加登録料を支払い参戦するブルーストッキング(牝4、英・R.ベケット厩舎)と、今年春にデビューしパリ大賞典、ニエル賞とロンシャンで好走が続く、名門JC.ルジェ厩舎のデリウス(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)。

日本調教馬は2013年に2着となったオルフェーヴルを最後に掲示板外が続いていたが、昨年スルーセブンシーズが豪脚を披露し、見せ場を作って4着に健闘。世界の厚い扉を動かし、再び光を見出した。

今年は海外GI8勝の矢作調教師が、愛弟子・坂井瑠星騎手、競馬界を盛り上げるサイバーエージェント代表の藤田晋オーナーらとともに日本の期待を背負って世界に挑む。欧州でも一線級に全く引けを取らない能力を示したシンエンペラーは兄に続き凱旋門賞馬として名を連ねるのか、日本の無冠を終わらせ歴史に名を刻むこととなるか。

人気

馬名

単勝

1

ルックドゥヴェガ

5.00

2

ソジー

6.00

2

ロスアンゼルス

6.00

4

シンエンペラー

7.00

5

アルリファー

11.00

5

デリウス

11.00

5

ブルーストッキング

11.00

8

ファンタスティックムーン

17.00

9

アヴァンチュール

21.00

10

マルキーズドゥセヴィニエ

26.00

10

コンティニュアス

26.00

12

サンウェイ

41.00

13

ザラケム

51.00

13

セヴェナズナイト

51.00

15

アヤザーク

67.00

15

シュルヴィー

67.00

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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