パワー自慢の打力と、安定した守備力に定評があるアダメス。(C)Getty Images メジャーリーグはいよいよポストシ…

パワー自慢の打力と、安定した守備力に定評があるアダメス。(C)Getty Images
メジャーリーグはいよいよポストシーズンが始まり、ワールドチャンピオンに向けた戦いが本格化。球界の盛り上がりも最高潮を迎えつつある。一方で、オフシーズンの補強に向けた水面下での動向も活発化。早くも移籍を巡る議論も話題となっている。
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早々と話題の中心にいるのはドジャースだ。
昨オフの移籍市場での積極補強は記憶に新しい。ドジャースは大谷翔平とスポーツ界史上最高額とも言われる10年7億ドル(約1015億円=当時のレート)を筆頭に、山本由伸、タイラー・グラスノーらFA市場の人気銘柄を矢継ぎ早に獲得。推定総額14億ドル(約2058億円)という天文学的な規模の大型補強を展開した。
球界のみならず、お茶の間にも娯楽を提供したドジャース。今オフも動静が注目される“常勝軍団”の噂は尽きない。米メディア『Sporting News』は「24年のシーズンが終われば、ドジャースがショートのポジションを改善する方法を模索するのも不思議ではない。スタースラッガーと契約の可能性がある」と指摘。来るオフシーズンのFA市場での争奪戦が予想されるウィリー・アダメスの獲得に乗り出すと予想した。
現在29歳のアダメスは球界でも屈指の実力派遊撃手だ。今季は打率こそ.251ながら、32本塁打、112打点、OPS.794の上々の成績をマーク。守備率.963と守備面に穴も見られない。
今季のドジャースは、外野手だったムーキー・ベッツを遊撃手にコンバート。ミゲル・ロハスとの二枚立てでシーズンを送ろうとしたが、6月にベッツが死球により左手首を骨折。これで戦力バランスが大きく傾いた。ゆえにアダメスが獲得できれば、まさに鬼に金棒となる。
いまだ想像の域は出ていない。だが、同メディアは「今年のアダメスは守備面では『最高』とは言い難いが、有能で、攻撃面ではリーグ屈指のショートだ。ドジャースが打線の中軸を担える右のパワーヒッターを加えることができれば、大いに役立つ。獲得に動くのは明白だ」と断言。そして、「ドジャースには無限の資金もある」と続けている。
アダメスを巡って争奪戦となれば、契約金の高騰は必至だ。そうなった際に、大谷と異例の後払いを締結した交渉巧者であるドジャースが、どのような策を講じるかは興味深いところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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