男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は3日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク336位の綿貫陽介が同56位のP・コトフを6-7 (6-8), 6-4, 7-5の逆転で破り、2年連続の初戦…

男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は3日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク336位の綿貫陽介が同56位のP・コトフを6-7 (6-8), 6-4, 7-5の逆転で破り、2年連続の初戦突破を果たした。
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昨年の同大会では初出場で初戦突破を果たした綿貫。今シーズンは負傷の影響で世界ランクを落としていたが、今大会は予選2試合を勝ち抜き2年連続の本戦出場となった。
この試合の第1セットは互いにサービスゲームのキープが続き、ブレークポイントを与えることなくタイブレークに突入する。タイブレークでは先にミニブレークに成功した綿貫だったが、その後2度のミニブレークを許し逆転される。コトフのセットポイントでは粘りのプレーを見せたが、最後はフォアハンドがネットにかかり1時間2分で先行された。
第2セットも互いにブレークが生まれないなか迎えた第9ゲームで綿貫がブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは15-40とピンチとなるが、ここを凌ぎセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、勢いに乗りたい綿貫だったが第2ゲームで3度目のブレークポイントを守り切れず先行される。第3ゲームでは2度のブレークチャンスが訪れたものの決め切れず。それでもゲームカウント3-5で迎えたコトフのサービング・フォー・ザ・マッチでマッチポイントを凌ぎ土壇場でブレークバックに成功。続く第11ゲームで勝ち越しを決めるブレークを奪い、3時間7分の激闘を制して逆転勝ちをおさめた。
勝利した綿貫は2回戦で第32シードのB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ナカシマはこの試合が初戦となる。

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