最近、よく耳にする「腸内フローラ」。実は、腸内環境を整えると睡眠の質が良くなるなんて話もあるんです。今回は、そんな腸内フローラにスポットを当て、株式会社サイキンソーが発表した「秋の味覚分析レポート」をご紹介します。秋の食材「きのこ類」と「果…

最近、よく耳にする「腸内フローラ」。実は、腸内環境を整えると睡眠の質が良くなるなんて話もあるんです。今回は、そんな腸内フローラにスポットを当て、株式会社サイキンソーが発表した「秋の味覚分析レポート」をご紹介します。

秋の食材「きのこ類」と「果物類」が腸内環境に良い影響を与える

まず、腸内フローラの判定(腸内にいる菌のバランスをもとに、腸内環境を総合的に評価するもの)と、秋の食材に関する質問の結果を分析。

その結果、「きのこ類」と「果物類」が特に腸内環境に良い影響を与えることが分かりました。

「きのこ類」と聞くと、食物繊維が豊富なイメージがありますが、やはり食べる頻度が高いほど腸内環境が整うようです。

レポートによると、きのこ類をたくさん食べている人ほど腸内フローラの判定が良好な傾向が見られました。

でも、食べすぎは逆効果?

ただし、毎日2回以上「きのこ類」を食べる人では、腸内環境が逆に悪化しているという結果も出ています。

この傾向は「果物類」でも同じで、食べ過ぎはやっぱりNG。身体に良いものでも、ほどほどが大事ですね。

炭水化物は控えめが良い?

さらに、「きのこ類」の摂取頻度が高く、「炭水化物(白米、パン、麺など)」の摂取頻度が低い人では、腸内の酪酸産生菌(腸の炎症を抑えたり、免疫機能を調整したりする働きがある菌)の割合が高いこともわかりました。

今回の分析から、「きのこ類」と「果物類」を適度に摂っている人は、腸内環境が良好であることがわかりました。

炊き込みご飯が美味しい季節ですが、腸内環境を気にしている人は、炭水化物を少しだけ控えつつ、きのこや秋の果物を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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<Text:辻村>