男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は2日、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク200位の錦織圭と同40位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)のシングルス1回戦がスタジアムコートの第4試合…
男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は2日、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク200位の錦織圭と同40位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)のシングルス1回戦がスタジアムコートの第4試合に組まれた。同コートの第3試合は日本時間19時30分(現地18時30分)に開始予定。
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34歳で元世界ランク4位の錦織が同大会の本戦に出場するのは2018年以来6年ぶり7度目。最高成績は2011年のベスト4となっている。
初戦で対戦することとなったナヴォーネとは初の顔合わせとなる。
世界ランク40位のナヴォーネは今季急成長を遂げている23歳。世界ランキングは2024年開始時点は125位だったが、今年6月には自己最高位となる29位を記録した。
ナヴォーネは今年2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で予選を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦でツアーマッチ初勝利をマーク。勢いそのままに同大会で準優勝を果たした。
さらに4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)で4強入り、ティリアク・オープン(ルーマニア/ブカレスト、クレー、ATP250)では再び準優勝を果たしている。
今季まで四大大会の本戦に出場したことがなかったナヴォーネだが、世界ランキングを一気に上げたことで5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会本戦のデビュー戦をシード選手として迎えた。全仏オープンは初戦を白星で飾ったものの、2回戦で敗れている。
その後は得意のクレーコートシーズンが終了したことで思うように勝ち星を挙げられておらず、6月以降はマッチ4勝11敗となっている。
ナヴォーネはキャリアでツアー大会マッチ17勝19敗となっているが、勝利した17試合のうち15試合がクレーコートでの試合で、ハードコートでの白星は2試合のみとなっている。
直近の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)で8強入りした錦織が、ナヴォーネを相手にどのような試合をみせるか注目される。
なお、この試合の勝者は2回戦で第10シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、チチパスはこの試合が初戦となる。
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