モンゴメリーの契約にバウアーが噛み付く 昨季ナ・リーグを制したにも関わらずプレーオフ出場を逃したダイヤモンドバックスの補強にトレバー・バウアー投手が皮肉をこめた。今季年俸2500万ドル(約36億円)にも関わらず、8勝7敗、防御率6.23に終…

モンゴメリーの契約にバウアーが噛み付く

 昨季ナ・リーグを制したにも関わらずプレーオフ出場を逃したダイヤモンドバックスの補強にトレバー・バウアー投手が皮肉をこめた。今季年俸2500万ドル(約36億円)にも関わらず、8勝7敗、防御率6.23に終わったジョーダン・モンゴメリー投手の契約に「その代わりに、リーグ最低保証年俸でサイ・ヤング賞投手と契約できたのに」と噛みついた。

 モンゴメリーは今季、開幕直前にダイヤモンドバックスと1年契約に合意。2024年の先発登板数に応じた2025年の選手オプションがあり、モンゴメリーは21先発登板を記録したため、行使すれば1年2250万ドル(約32億円)で契約を延長することができる。シーズンでは25試合に登板し防御率6.23。途中で中継ぎに回ったり、代理人をスコット・ボラス氏から変更したりするなど、不甲斐ない1年を送った。

 地元メディア「アリゾナ・スポーツ」の番組「The Burns & Gambo Show」に出演したケン・ケンドリックオーナーはモンゴメリーの契約を「彼のようにまずいパフォーマンスをした選手に対してあのような投資をしたということで、最悪な決断だった。才能という観点で言うと、今年の我々にとっての最大の過ちだった」と反省。モンゴメリーの契約を失敗と認めた。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者がケンドリックオーナーの言葉を投稿すると、バウアーが「(モンゴメリーの)代わりに、リーグ最低保証年俸でサイ・ヤング賞投手と契約できたのに」と皮肉のコメント。自身は2021年に女性への暴行疑惑で制限リストに入り、2023年にドジャースから契約解除され、以降メジャーリーグ復帰を求めているが、叶っていない。(Full-Count編集部)