レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、驚異的な回復力によってリール戦で復帰する可能性が出てきた。 パリ・サンジェルマン(PSG)から今夏マドリーに加入したムバッペは、ここまでラ・リーガ7試合で5ゴール1アシストを記録。チャ…
レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、驚異的な回復力によってリール戦で復帰する可能性が出てきた。
パリ・サンジェルマン(PSG)から今夏マドリーに加入したムバッペは、ここまでラ・リーガ7試合で5ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴール1アシストを記録し、チームの得点源として活躍。
しかし、先日のアラベス戦で左大腿二頭筋の損傷と診断され、現地メディアの報道では3週間程度の離脱の可能性が報じられていた。
先月29日に行われたアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーは無念の欠場となったが、2日に行われるCLリール戦で早くも遠征メンバー入りを果たした。
そのエースに関してカルロ・アンチェロッティ監督は1日に行われた前日会見の場で、リスクを冒す考えはないものの、メンバー選考に入る余地が十分にあると語っている。
「彼は順調に回復した。とても早く回復した。昨日は個人練習のみだったが、あまり長い期間離脱しておらず、体調は崩れていない。今日はグループですべての練習を行い、その後、リスクを負うことは避けたいので、彼と一緒に最善の決断を下す」
「筋肉に問題があったが、体調は良く、遠征して試合に臨みたいと考えていた。今日は彼がどのように練習するかを見守るだけだ。100%の状態であり、リスクがなければ、試合開始からプレーすることになる」
なお、ムバッペが過密日程の中で復帰を急いだ背景にはリールとの対戦という部分が大きかったはずだ。
同クラブには自身と同じく昨季限りでPSGを去った実弟MFエタン・ムバッペが今季からプレーしており、マドリーFWとしては初の兄弟対決に是が非でも出たい気持ちがあったことが想像される。