10月1日、ACLEの第2戦、川崎フロンターレと韓国・光州の試合が行われた。その中で、アウェイチームの監督が感動する出来事があった。  ともに初戦を白星で飾ったチーム同士が等々力競技場でぶつかった一戦。川崎にとってはホーム開幕戦となり、光…

 10月1日、ACLEの第2戦、川崎フロンターレと韓国・光州の試合が行われた。その中で、アウェイチームの監督が感動する出来事があった。

 ともに初戦を白星で飾ったチーム同士が等々力競技場でぶつかった一戦。川崎にとってはホーム開幕戦となり、光州としては初めてのアウェイゲームとなった。

 その試合後、光州のイ・ジョンヒョ監督がどうしても話しておきたかったことがあった。監督らが出席した会見冒頭の総括で、「最後に」と付け足して、次の言葉を口にしている。

「川崎の選手たちが我々のファンの所に来てくれたことに対しては、今まで見たことがないですし、こういったカルチャーはすごくすばらしいものだと感じています。川崎の選手やスタッフにもすごく感謝しています」

 アウェイチームの勝利で終わった試合後、川崎フロンターレの選手は韓国から駆け付けた光州サポーターの前へと行って挨拶。その光景が、監督の目に焼き付き、どうしても感謝を述べたかったというのだ。

■「すごく感動した」

 また、光州の主将であるイ・ミンギも、「すごく感動した」と話すものがあった。それは、川崎フロンターレのサポーターと等々力競技場の雰囲気について。

「試合が終わったあとだけではなく、試合中からスタジアムの雰囲気にすごい感動していた。試合後に感謝を伝えたくなった。試合後には(川崎の)ファンの方々が我々に拍手をしてくれて、それにもすごく感動した。韓国では見たことがないわけではないが珍しいことであって、川崎のファンの方に対してリスペクトを持って感謝を言いたかった」

 前日会見では、等々力競技場のピッチについても賞賛の言葉を惜しまなかった光州。異国で最高の舞台&対戦相手と巡り合うことも、ACLEのだいご味だ。

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