J1北海道コンサドーレ札幌の特製Tシャツが人気を博している。モデルを務めた2選手にも、ファンが「モデルさんみたい」と賛辞の声を上げている。 まさに「逆襲」という言葉がぴたりと合う。札幌が、J1残留に向けて、猛烈な追い上げを見せている。 …
J1北海道コンサドーレ札幌の特製Tシャツが人気を博している。モデルを務めた2選手にも、ファンが「モデルさんみたい」と賛辞の声を上げている。
まさに「逆襲」という言葉がぴたりと合う。札幌が、J1残留に向けて、猛烈な追い上げを見せている。
J1とJ2を行き来するエレベータークラブを脱却した札幌だったが、その次には他クラブから選手を引き抜かれるという困難に直面してきた。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が懸命にやり繰りしてきたが、今季はケガ人も出たために序盤から大苦戦。ようやくリーグ戦初勝利をつかんだのは、第7節のことだった。
最下位に沈む時間が長かったが、夏場にようやく調子を上げた。ケガ人が戻り、新戦力も得たことで、第27節から3連勝を飾るなどして最下位を脱出。前節は残留争いの直接のライバルでもある京都サンガF.C.に2-0と勝利して、残留ラインである17位にいる柏レイソルまで勝点6差に迫っている。
その京都戦の翌日には、恒例のサポーターズデーが開催された。選手たちによるトークショーなどが行われ、ファンと一体になって触れ合いを楽しんだ。
このイベントで人気だったのが、サポーターズデー限定Tシャツだ。パリ・コレクションにも参戦しているクラブの相澤陽介クリエイティブディレクターが作成したもので、黒をベースとしたおしゃれな仕上がりになっている。
また、称賛の声が上がったのが、Tシャツの紹介にあたりモデル務めた2選手だ。鈴木武蔵と大崎玲央が着用し、自然な雰囲気で写真に収まっているのだが、それがあまりにもはまりすぎている。
■「カッコ良すぎて他サポでもほしいです」
この写真が相澤氏のSNSで公開されると、すぐに称賛の声が飛んだ。
「なまらカッコイイ」
「カッコ良すぎて他サポでもほしいです」
「武蔵選手の角度とか もはやモデルさんみたい」
「ほんっと絵になる」
「武蔵と大﨑が着てるともう一段階格好良く見えて購買意欲増すのよね」
この写真は相澤氏自身が撮影したものだといい、「長年パリファッションウィークで男性モデルを見続けてきた自分からしても、 武蔵大崎はそこで戦えるルックスとオーラを持っている」と、お墨付きを与えている。
あまりの人気に、当日のうちに売り切れとなったが、クラブは新たに受注販売を決定。胸に記された「NEVER SURRENDER」(決して屈しない)との言葉もファンの心に響きそうで、さらに人気を伸ばしていきそうだ。