男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)は27日に車いすテニス部門が開幕。昨年王者で第1シードの小田凱人は1回戦で第6シードのフェン・シャオミン(中国)を6-0, …

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)は27日に車いすテニス部門が開幕。昨年王者で第1シードの小田凱人は1回戦で第6シードのフェン・シャオミン(中国)を6-0, 6-0のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。試合後の会見では「『来て良かった』と思える試合をしたい」とコメントした。
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2019年から始まったジャパン・オープンの車いすテニス部門。第1回と第2回は国枝慎吾が制し、昨年の第3回は小田が初優勝を飾った。
18歳の小田は今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でタイトルを獲得したほか、今月行われたパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では、シングルス史上最年少で金メダルに輝き、ダブルスでも銀メダルを獲得。
メダルを携えての凱旋試合となったが、この日は雨天となり、観客の入場ができないインドアコートでの戦いとなった。
試合は小田の一方的な展開となり、第1セットは6ゲームを連取。第2セットも圧倒した小田は完勝で初戦突破を決めた。
試合後の会見で小田は「いい試合でした。ボレーの調子も良く、フォアもバックも良かったです。最初ちょっとサービスの調子が悪かったですけど、進むにつれて改善したかなと思います。本番は明日、明後日だと思うので、そこでお客さんに見てもらえたら」とコメント。
準決勝では第3シードの眞田卓と対戦する。眞田は1回戦で第4シードの荒井大輔をストレートで下しての勝ち上がり。小田と眞田は昨年の決勝と同じカードとなる。
今大会の車いすテニス部門は27日から29日までの3日間を予定している。
土日に行われる準決勝と決勝について小田は「準決勝、決勝は面白い試合になると思います。パラのときより良い試合をしたいのが1番ですけど、スコア的には競った方が見ている人は面白いと思います。でもそこは圧倒する気持ちで挑みます。とりあえず『来て良かった』と思える試合をしたいですし、面白い試合をしたいです」と話し、意気込みを述べた。
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