今週は中山競馬場でスプリンターズS(芝1200m)が行われる。今年はディフェンディングチャンピオン・ママコチャに春のスプ…
今週は中山競馬場でスプリンターズS(芝1200m)が行われる。今年はディフェンディングチャンピオン・ママコチャに春のスプリント王者マッドクールが参戦。海外勢も含めたハイレベルな戦いが期待できそうだ。
ここでは、過去10年からトウシンマカオとナムラクレアにフォーカスしたデータを取り上げる。
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トウシンマカオに合致する【1.2.0.1】
セントウルSを制し、4度目の重賞制覇を成し遂げたトウシンマカオ。間違いなくスプリント路線のトップグループに位置する馬で、悲願のGI獲りへ陣営も力が入ることだろう。過去に参戦したGIは馬券内がなく、マイナス要素も顕在するなかでのプラスデータとは?
・前走中京芝1200m勝ち馬【1.2.0.1】
2016年の本レース勝ち馬レッドファルクスをはじめ、ダノンスマッシュ、レシステンシアと該当馬の連対率は75%。中京芝1200mと中山芝1200mの好相性がうかがえるデータとなっている。トウシンマカオにとっては追い風と言えるだろう。
この馬の好データをもうひとつ挙げると、右回りの急坂コースは【3.0.0.0】と負け知らず。そのなかには今回と同じ中山芝1200mのオーシャンS勝利も含まれていた。外差しを得意とする同馬に内枠は決して歓迎ではないかもしれないが、コース適性と天秤にかければむやみに消す選択は下したくないところだ。
■ナムラクレアに【0.0.0.12】の“消し”データ
その一方で“消し”データに当てはまってしまったのがナムラクレアだ。連覇を狙った前走キーンランドCはまさかの馬券外。それでも昨年の本レース3着、今年の高松宮記念2着の実績から人気一角が予想されるが、以下のデータが重くのしかかる。
・前年9月以降に勝利がない4歳以上牝馬【0.0.0.12】
該当馬による馬券内はゼロ。勝利から遠ざかる期間が長い牝馬による好走は極めて難しいとのデータが出現してしまっている。ナムラクレアにとって鬼門と言える数字だ。
前走に続いて今回も内めの枠を引き当てたナムラクレア。牡馬相手に窮屈なポジションから突き抜けるのは容易ではなく、前走はその弱点が出たなかでの敗戦だった。強力な先行馬が揃ったここはインがパカッと空く可能性も低く、苦戦必至の一戦か。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。