終盤の5連発でアメリカン・リーグの本塁打王タイトルを決定づけたジャッジ。(C)Getty Images チームの“タイト…

終盤の5連発でアメリカン・リーグの本塁打王タイトルを決定づけたジャッジ。(C)Getty Images

 チームの“タイトル”を大いに引き寄せる一発だった。

 現地時間9月26日、ヤンキースのアーロン・ジャッジは本拠地で行われたオリオールズ戦に「3番・中堅」で先発出場。7回に5試合連続となる58号2ランを放ち、チームの10-1での快勝に貢献。これでヤンキースは2年ぶりの地区優勝を決めた。

【動画】衝撃の確信弾! ジャッジ、大谷翔平を引き離す58号をチェック

 打った瞬間の確信弾となった。7回1死一塁の第4打席に相手右腕のブライアン・ベーカーと対峙したジャッジは、ど真ん中に甘く入った96.2マイル(約154.8キロ)の4シームを強振。ジャストミートで捉えた打球は、初速110.9マイル(約178.5キロ)で左中間席に突き刺さった。

 猛打の勢いは止まらない。現地時間8月26日から9月12日まで、自己最長タイとなる16試合連続本塁打なしの大スランプにハマったジャッジだったが、13日のレッドソックス戦で52号を放つと、敵地での21日のアスレチックス戦から5戦連発。直近7試合で打率.429、5本塁打、長打率1.190の衝撃スタッツを残した。

 ヤンキースの地区優勝も手繰り寄せた一発で144打点としたジャッジ。その他にも打率.325、58本塁打、長打率.708、OPS1.169とハイアベレージを記録。打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標である『WAR』も両リーグ断トツトップの10.6とMVP級の数字を残している。

 一部ファンの間で注目されていた大谷翔平(ドジャース)との“真の本塁打王争い”(メジャー全体の本塁打数)も5本差としたジャッジ。まさに“無双状態”にある怪物には地元メディアも感嘆している。日刊紙『New York Post』は「2022年に残したア・リーグ記録の62本塁打を打つことはもう厳しいかもしれないが、終盤の猛烈な盛り返しで60本の大台は射程圏内に入っている」と記した。

 文字通りハイペースで本塁打を量産しているジャッジは、最終的にどこまで数字を伸ばすのか。ヤンキースの残り試合は3だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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