9月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのバスケットボール運営部副代表兼ゼネラルマネージャー(G…

 9月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのバスケットボール運営部副代表兼ゼネラルマネージャー(GM)のロブ・ペリンカと、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)が記者会見を開いた。

 レイカーズのメディアデーは10月1日で、翌2日からトレーニングキャンプがスタート。6日からプレシーズンゲーム計6試合をこなし、23日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でレギュラーシーズン開幕となる。

 今夏レイカーズはローテーションメンバーのトーリアン・プリンス(現ミルウォーキー・バックス)、スペンサー・ディンウィディー(現ダラス・マーベリックス)が移籍し、今年のドラフト1巡目17位指名のダルトン・コネクト、2巡目全体55位で指名したブロニー・ジェームズ、ビッグマンのクリスチャン・コロコらが入団。

 選手たちの入れ替えだけを見ると戦力ダウンしたように映るが、オースティン・リーブスやディアンジェロ・ラッセル、八村塁といったロスターにいる“既存選手たちの成長”が、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスという2枚看板をサポートしていくうえで最も重要になるとペリンカGMとレディックHCは見ていた。

 25日に出演した『ESPN』のザック・ロウ記者のポッドキャスト番組“The Lowe Post”で、レディックHCは今シーズンのスターターをラッセル、リーブス、レブロン、八村、デイビスにすると明かしていたことから、昨シーズンの終盤と同様の布陣で試合をスタートさせることになる。


 昨シーズンにウェスタン・カンファレンス8位の47勝35敗を残したレイカーズは、ニューオーリンズ・ペリカンズとのプレーイン・ゲームを制して第7シードを獲得も、プレーオフではデンバー・ナゲッツに1勝4敗で敗れてファーストラウンド敗退となった。

 ただ、昨シーズンはこの先発陣で臨んだ試合は24で最も多く、18勝6敗(勝率75.0パーセント)の好成績を残していた。今シーズンはゲイブ・ビンセントやキャメロン・レディッシュ、クリスチャン・ウッド(左ヒザ手術のため離脱中)、マックス・クリスティらがベンチから出場することとなる。

 また、昨シーズンに足のケガに苦しみ、29試合のみの出場に終わったジャレッド・バンダービルトは、本来なら八村に代わってスターター入りできるほどのディフェンス力を誇るフォワード。

 相手チームの得点源を追いかけ回すペリメーターディフェンダーについて、ペリンカGMは「公式戦が始まる頃には彼が出場できると我々は楽観しています。今から約1カ月ある中、復帰に向けて強化していくことになりますが、なにも問題が起こらないと願っています」と話していた。

 レブロンとデイビスが中心の布陣は変わらず、先発で両輪を支える3選手、さらにはベンチメンバーたちの成長が今シーズンの最終着地点を左右することになりそうだ。

【動画】昨シーズンに終盤までもつれたレイカーズの試合をハイライトで!